(1)紙の保険証は無くならない
先日利用者の家族から介護保険証がマイナンバーに統一されて、紙の保険証は無くなるという話を聞いた。
まずそんなことはありえないだろうと思う。
総務省の調査では令和6年7月現在で81.1%だが、都市によっては75%に行かない所もあり、特に高齢者は申請から受け取るまでやはり難しいと思う。
私が取得したのはおそらく2015年来年の誕生日で10年を迎え、更新となる。
その時は両親が他界した時で、住民票やら何かを取る時にマイナンバーカードがあるとコンビニでも取れるのでという事で申請した。
確かにその点は便利だが、それ以外に何か便利なことがあったかと考えると、ポイントがもらえたくらいかな。でもそんなものは使ってしまえば残らない。
(2)あって当たり前のものであるが
それでマイナンバーカードは保険証代わりにもなるが、今の所保険者証も使えるので、特別感は無い。
それに申請するのも面倒である。
まず写真。それから申請用紙に記入して数日後に取りに行く。その時に暗証番号を設定して…なんてやってたら誰だって面倒になる。
そもそもこちら側にメリットが少ない、
私のように住民票が、という事もあろうが、一般の人が住民票や印鑑証明を取るなんて余程の事が無いとやらない。
高齢者から質問されるが、マイナンバーカードを取ってもメリットは少ないと感じざるを得ない。
何かの連絡だったか、高齢者がマイナンバーカードを取りに行きたいという時はケアマネが支援して欲しいという今日よく要請があったが、個人的には役所の人間がやるべきだろうと思う。
(3)役人にしてみれば
高齢者に関わる事なら何でもケアマネに押し付ければ良いってもんじゃないと思う。
それで、ケアマネが協力しなくて、マイナンバーカードを取らなくても役人としては困らない。
おそらく国民全員に行き渡るのはまだまだ先だろう。
それにカードを役所に変換する人もいるという。
それで自分の個人情報が守られると思っているのかもしれないが、役所で管理して、それを引き出す手段としてカードがあるだけでカードのあるなしに関わらず情報は集められている。
まあ、あっても無くても・・・というもので、無理してまで取りに行くことは無いかなと思うのだ。