時代に流された男の行く末 | ケアマネ時々卓球、時々その他

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仕事は介護、プライベートでは卓球を中心に、その他もろもろ思いつくままに書いてみます。テキトーな独り言です。

 

 

(1)昭和から平成にかけて

この記事の男性と同世代の私、時代背景は若干のズレはあるが概ねその通りであろうと思う。

大学の頃からの話になっているが、我々世代はいわゆる「第二次ベビーブーム」という者で、やたらと人も多く、更に受験戦争なる言葉もあり、進学塾ブームなど「叩き込まれる」教育をもろに受けた世代である。

だから一流大学でなくても大学に入った時は「こんな自由があるんだ」とばかりに羽を伸ばすことが出来たし、その時が楽しければ良いとばかりに遊びに興じた時期もあった。

 

しかし問題は就職である。

ちょうどバブルがはじけた頃だった。

記事の通り、まだ羽振りの良い企業は就活生の囲い込みをしていた企業もあっただろうが、数年のちに大手保険会社が倒産したりで一気に不況の波に流される。

失業率4%なんていわれて、中々条件の良い企業が無い。その中でも福祉業界は「将来性がある」というだけで人が殺到した。

 

(2)条件の壁

同時に結婚観というものは「いつかはするだろう」くらいなものだったと思う。

しかし結婚という者を意識したり、実際にしたこともあったがやはり「条件」という壁があった。

嫁にすれば旦那の両親に関わりたくないとか。

そう言う自己主張の調整がつかなかった人も多いだろうと思う。

 

(3)今を生きる

価値観は変わる。普遍的なものはあるだろうが、自分は変わらなくても他人は変わる。

その時その時に合わせられれば良いが、臨機応変に出来なければ自己を保ち、独り身を覚悟して強い気持ちを持たなければいけない。

 

自分も親に孫の顔を見せられなかったのは残念ではある。それでも「そういうものだ」くらいに思わないと自己嫌悪に陥ってしまうのだ。

 

堂々と今を生きようと思う。