(1)災いは急にやってくる
我が区でも緊急ショートステイで緊急時のベッドの確保はしており、比較的スムーズに利用できる。しかし2床しかないため、そのベッドが開いていない時は非常に困ることになる。私はそうした経験が無いから助かったのだが、一人暮らしの高齢者で家には置いておけないが、泊まる場所もないという事は想定する必要があるように思う。
(2)ケアマネは万能ではない。
ケアマネとして一番困るのはこのような緊急な時、それと介護保険で出来ない事である。
記事の内容(高齢世帯を支える3つのSOS)で言えば訪問介護が入っていれば何とかなる場合もあるかもしれないが完全ではない。ゴミ出しも清掃局の収集サービスを利用できれば良いが、ゴミのまとめ出しまではやってくれないからヘルパーの力が必要。力仕事もヘルパーの業務外。
いずれも多い時で月400件と言う依頼件数が必要性を物語っている。
(3)真の連携とは
緊急な場合というのは要は人手が必要な時。
この地域は地域包括が積極的に動いているそうで、さらに言えばケアマネの助けにもなる事業でもある。これが包括からの案なのかは分からないが、つまらない研修ばかりしないでこういう支援をして欲しいと思う。