(1)年下に接する態度は難しい
今も昔も年下に対する接し方は難しいらしい。
我々50代も若い頃は散々言われていたし、それは今でも変わらないし、これからも続くという事だろう。
「最近の若い奴は考えない」というが、考えても分からないものなら聞いた方が早いという考えに至るのはごく自然。年上の人は分かっているから、間違っていてもいいから考えてみろというのも教育上当然。でもお互い逆の立場になれば、何も考えないで聞いてくるのは違うだろうし、分からなければ聞いてこいと言っていたのに考えてみろと言われるのも理不尽。
(2)この記事に見るZ世代の特徴
この記事で言う若者とは
・言われことしかしない
・人の仕事を手伝わない
・出来ない奴の仕事を手伝ったら自分の仕事が出来なくなる
・働き損は嫌
・自主性が無い
・コスパが悪いと恋愛も結婚もしない
・タイパが重視され、かけた時間の見返りを求める
・頑張っても報われない、頑張るだけ損
・離職・転職に抵抗感が無い
・自分の評価は高い
・質問するのは出来ない奴の証と思っている
・強い自己愛ゆえの幻想的万能感
・ミスをすると知らぬ存ぜぬ
ここまで書いていて思ったが、私(50代男性)も20代の時の考え方は同じだったような気がする。ただそれが「社会人とはそういうもの」として、その理不尽な世界に何となく慣れて今に至るという事だけだと思うのだ。勿論、その理不尽に絶えるという事は大事だし、出来れば間違ったことはしたくないとまっすぐに生きていたいと思う。しかしそれが出来ないのが世の中というものだろう。
(3)時代は続いている
そんなこんなを思うと、時代は繰り返しているだけという思いがしないでもない。分からない事が多いというのはそれだけ物事が複雑になってきたという事だ。
昔と今を比べれば、生活がどんどん便利になっているのは分かるだろう。それを作ったのは、若い時に持て余された世代が作っているのだ。
若い人は若い人なりの視点で物を見れば良い。