(1)自分をメリットだけを考えた結婚
結婚、という事を考えると「どういう人が良い」という自分目線とか自分の希望という尺度で見ることが多いだろう。要するに「自分のために」とか「自分が良い思いをしたい」という自分にとってメリットのある相手を選ぶという事だろうと思う。
それを具体的に挙げればキリがない。
容姿や人柄、家事全般や相手の家族、そして自分を好きになってくれる人・・・などなど。
(2)自分は利用されたくない
そして自分は利用されたくないという守りの気持ち。
自分で稼いできたお金をジャブジャブ使われたらそれは面白くない。ましてや普段は自分は小遣いで制限させられているのに、相手は好き勝手に自分の稼いできたお金を使われていると思えば面白くはない。
よくあるのが、旦那は毎日のお昼を500円くらいで済ませているのに、奥様は高給ランチを友達と食べていて悪びれることもない。
そんな結婚ならしないほうが良い。
(3)虚栄心を満たす結婚
そう思うと、理想の相手というのは自分を好きになってくれて自分に寄生しない人。なおかつ容姿や学歴が良ければなおよろしい。ついでに若ければもっと良いという事になるのかもしれない。
でもそんな目線で相手を探せばそれは単純に難しい。
自分を大事にしてもらいたいというのは分かるが、そこに至るには相手をそれだけ大事にしなければならない。相手を大事にしないけど自分は大事にしてもらいたいというのは虫が良すぎる。
そう言う現実であれば共稼ぎでお互い自立して、一緒に生活するだけといういわゆるDINKSの結婚生活は今の時代に合っているのかもしれない。
(4)子は鎹(かすがい)
でもそれなら結婚する必要もないと考える人も多いだろう。やはり結婚して子供が出来て家系をつなぐという、本来の家族の在り方は忘れてはいけないんだろうと思う。
様々な意見はあるだろう。
事情で子どもが出来なかったという事を言う人もいるだろう。
でも共通した目標がある事、この場合は子供を育て上げるという事になるが、同じ目線に立つという事は大事なんだろうと思う。
お互い好き勝手にすればよいというなら勝手にすればよい。相方がピンチの時も見捨てれば良い。あ、相手がお金を持ているなら遺産相続の権利をうんぬんするなら結婚しておいたほうが良いか。