(1)やる気の失せる研修を続けた結果
下の記事が4/16,上の記事が4/26。
その間にX(旧ツイッター)でもケアマネ研修廃止がトレンド入りしたり、それに対する署名運動が行われた。わずか10日の間に潮目が変わったという事だ。
今まで多くの研修を受けてきたが、ハッキリ言って役に立ったものはほとんどない。というより、研修を受ければ受けるほどやる気が失せていく。
(2)時間つぶしでしかない研修
ケアマネ研修については以前にも記事にしたが、新任からベテランまで、相当時間の研修が義務付けられている。私はケアマネ業務を10年行っているので、今は更新研修Ⅱというものだけ受講しているが、内容としては簡単に言えば事例検討だ。やる意味は無いとは言わないが、お金を払って義務付けるほどのものか?というのは誰もが思っていたと思う。
そこでグループワークで自分のケースを出して発表する事もあるが、あれこれ言われたくないから架空の人物であったり、都合の良いように変えたりというのは多くの人が行っていただろう。
(3)役に立たない研修ばかり
というのは実際の事例は何とかなるものは何とかなるし、どうにもできないものはどうにもできないからだ。それは多くに人が感じている事だろう。
事例検討で得る知識なんてものはたかが知れている。
それに最近は「答えを出さない」事も多い。それは利用者への対応方法は一つではない。グループワークで「私は〇〇のように思います。」なんて言われてもそれはその人の意見だし「そうですか」としか言いようがない。
とするとそんなところに落としどころを持っていく研修なら別になくても影響はないし、時間の無駄でしかないというのが大方の意見だろう。
(4)天下り団体VS人気取り
たったの10日でこれだけ変わるというのは補欠選挙があったというのもあるだろうが、やはり人気取りの一環なんだろう。天下り団体の維持か、それとも人気取りか、いずれにせよ民意からこういう動きが来たようには思えない。
それでもつまらない負担が減るという事は良い事ではある。
ハッキリ言って研修は役に立たない。でもケアマネ側からこういう研修が良いというのを言えば、天下り団体はそういう講師を呼んで研修は継続し、我々から金をチューチュー吸い上げる仕組みは維持されるのだろう。
だから前向きな意見も言えない。ふざけんなとしか思えないのだ。
何かイライラするけど。

