地方移住に思う。 | ケアマネ時々卓球、時々その他

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仕事は介護、プライベートでは卓球を中心に、その他もろもろ思いつくままに書いてみます。テキトーな独り言です。

 

 

(1)東京から地方に行った身としては

私は大学で地方に行った。東京から始めて出たわけで、最初は「東京から来た人」というレッテルを張られていたようだったが、数年たつとそれもなくなりむしろその人間関係の方が心地よいものとなった。

それは振り返ってみればその土地で世話になった人がいたからであり、たまたま人間関係が上手くいったというめぐりあわせとかによるものだったとは思う。

 

(2)地方の人に嫌がらせされた経験

しかし私の父親は戦争時に地方に物々交換に行った事があり、その時に「泥棒」呼ばわりされた事をずっと根に持っていた。だから東日本大震災の時も気の毒とは思っていても助けようとは思わなかったらしい。母親も疎開した時にその地方の人にいじめられたという。

地方の人にすれば、東京から来た人は羨ましかっただけのようではある。しかし服も言葉も気取って見えるというのもその通りなのだろう。

 

(3)どの土地でも可愛がられる事が大事

そういう意味では私が経験した最初のレッテルというか、東京から来たという存在は両親が感じた違和感と近いものがあるのかもしれない。状況が違うのは両親は戦時中という緊急事態で自分の生活もままならない余裕のない時代と、大学で行った余裕のある時代との違いだろうと思う。

どの土地でも良い人もいれば嫌な奴もいる。東京というだけで偏見を持つ人もいる。でもそれはその人の考えであって総意ではないだろう。特に今の時代は。

 

(4)どこの土地でも生きやすい事

人間関係構築が苦手な私からすれば、この先どう人と関わらないで生きて行けるかが非常に大事と思っている。一人では寂しいかもしれないが、今は一人でも十分生きて行ける。ただし言葉が通じればという条件はあるが。あとは騙されないように、上手い話に乗らないように気を付けることだろう。でもそれは何処に住んでも同じだが。