(1)社長と話をさせてください。
私も会社の社長という立場であるが従業員はいないため電話も一人で受ける。確かに営業電話で「社長をお願いします」という事は多い。以前は「それならお宅も社長から電話させろ」と言ってみたり、「社長は死にました」とふざけたりしたものだが、最近は暇なので話くらいは聞いてやることにしている。とはいえ有用な話は一切ないのだが。
営業にしてみれば、下の人間にけんもほろろに追い返されるのであれば、社長に直談判して、もしかしたら面会して契約に結びつけられると思っているのかもしれないし、その会社の方針かもしれない。
でも世の中そんなに甘くない。いるものは調べてでも買うし、いらないものはただでもいらないからだ。
(2)バカほど威張る
以前勤めていた会社で同僚の女の子が銀行の窓口の対応が気に入らなかったらしく、「支店長を出して下さい!」と怒鳴ってきた話を自慢気に話していたことがあった。
「上役を出せ!」というのはどうも客である自分の立場が上、お客様は神様であるという意識から来ているような気がする。下の者では話にならない。上役と話をさせ、何なら自分のいう事を聞けという事だろうと思う。
訳もなく店員にぞんざいな態度を取ったりするのも客である自分は迷惑をかけても何をしても良い、という態度に思う。
偉い人とサシで話が出来る自分ってすごい!って思っているのだろうか。
今の時代、誰でも携帯電話を持っているから、本当に偉い人に話すときは直接携帯で話すと思うのだけど。
しかも内容がこんな程度なら、そもそも偉い人は取り合わないだろう。
(3)しっかり話を聞く事
私も何か行動する時には、相手の話を聞いてからにしている。そのほとんどが電話で済むことである。
クレームを入れる側も入れられる側もその目的やゴールを間違ってはならない。