言葉は発する人の魂が込められている。 | ケアマネ時々卓球、時々その他

ケアマネ時々卓球、時々その他

仕事は介護、プライベートでは卓球を中心に、その他もろもろ思いつくままに書いてみます。テキトーな独り言です。

 

 

(1)それってあなたの感想ですよね?

とある議論番組でひろゆき氏が言った「それってあなたの感想ですよね?」という言葉。はやり言葉のように広がり、何かあると家庭では子供が親に、会社では部下が上司にドヤ顔で言って、言ってやったという顔をするという話はよく聞く。

逆に言えば、親も上司も今まではそれだけ根拠もなく話していたという事なのだろうとも思う。

 

(2)データに基づく話は便利

エビデンスを示せ!という事をよく言っていた人に説得させる一手になっている。確かにデータに基づく議論は説得力がある。というより、その方が簡単である。大多数がこうだからこの方が良いとなっているんだからこの方法が正しいという事になる。

 

(3)正論と正論のぶつかり合い

しかし文中にあるように、正論と正論がぶつかった場合、理屈の正しさを競っていても勝負にならない。最終的には好きか嫌いかという「価値観」である。つまり意見とは理屈と価値観は両輪であるという事。理屈を伴わない価値観は単なる評価であり、屁理屈ともいう。だから議論に一貫性を持たせる背骨が価値観である。価値観の無い意見は背骨の抜けたようなもの。どちらが正しいかではなく、どちらの価値観が自分に合うかである。

最近は言葉の使い方が上手になったと思う。そうであればより良い方向に向かうための使い方をしたいと私は思う。