(1)結婚はしなくても良い?
麻生元総理がとある講演で「若者は政治に関心が無いというが、裏を返せば関心が無くても平和に生きていられるという事」と話していたことがあった。それを当てはめれば結婚しなくても良い時代、という事になる。
(2)女性の状況変化
結婚と恋愛は別、と考えるか、それとも恋愛の延長で結婚に至るものと考えるかで方向は違ってくるが、最近で考えれば後者の方がセオリーであろう。それだけでも古来のやり方とは違ってくるので、実は全く別のやり方というものを模索していかなくてはならないと思っている。
特に女性の状況の変化というのは大きい。
女性も大学に行くのが当たり前になってきたし、大学を卒業してから就職するのも当たり前になってきた。仕事が上手くいけば出世する事もあるだろうし、稼ぐ喜びを知れば仕事も長続きする。
昔はキャリアウーマンとかオールドミスとか、どちらかと言えば悪口に近い言い方だたが今は違う。
(3)選り好みか
逆に恋愛はというとその気になれば出会いもないわけではないだろうけど、どうもそういう風にはならない。
やはり仕事で肩肘張っているせいなのだろうか。
落ち着ける人が良いと言いながら、そういうのはあくまで感覚的なものである。付き合う絶対数があって、経験の中での結果論のような気もする。
誰でも結婚は失敗したくないもの。
確かに記事にあるように男女の格差の問題もあるだろう。やはり音が女を養うという事はあろうが、女が男を養うという時代ではない。主夫という言葉もあるが一般的ではない。
(4)結婚は自由?
昔、予備校の時に先生と「自由」について聞いたことがある。「自由」とは自分さえ良ければ良いという事ではなく、周りの中での事を言う。決して「わがまま」であってはならないという事だった。
結婚し、子どもを作り育てるという事は国を存続する礎である。おそらく国を保った来たという事は個人の自由を超越した倫理がある。
やはりここは国策しかない。「自由」を語る余裕はないという事だ。