(1)コロナ禍での奮闘
緊急事態宣言発出当初は我々ケアマネは利用者宅の訪問をしなくて良いと言った程度で、とにかく動かないという事で回避する事が出来たが、施設ではそうはいかなかった。
この記事のように、利用者も職員も全員罹患してしまったというケースもある。おそらく高熱を出してフラフラになりながらも職員は懸命に頑張ってきたのだろうと思う。
(2)サービス事業所の責任感
平時でも責任感のある事業所とそうでない事業所はあった。ケアマネをしていると、「今日訪問できるヘルパーがいないので、すいませんけど宜しくお願いします」というヘルパー事業所もあった。ケアマネにそんなことを言われてもどうしようもないが、とにかく何かあったらケアマネに相談し、自分の所に責任は無いという事にしたいのだろうと思う。そうした所はその後一切依頼しなかった。
(3)協働が求められる。
新型コロナウィルスが蔓延して随分経つが、いまだにクラスターの発生や罹患の報告はやまない。勿論、弱毒化して広くかかればそれが免疫となり、、やがて罹患した事すら分からない時もいずれ来る。
その時に行政に支援を要請してもどうにもならない。
そうした経験からも、やはり大規模事業所しか介護を担えないという方向になっていくのだろうと思う。