(1)介護保険におけるサービス担当者会議
担当者会議とは、ざっくりいえばサービスにおいて必要時にみんなが集まり行う会議の事である。対象者は利用者、家族は勿論、サービス事業者や地域の人まで呼ぶ事もある。
それでコロナ禍の時、オンラインでの会議も認められるようになった。それでオンラインもなじんできたという判断があったのだろう、この活用も言われてきたという経緯である。
(2)実際にどう行われているか
担当者会議は参加できれば参加するが、全員が参加できるとは限らない。そうした場合は「照会」にて意見を述べることができる。また、事業所が未定の場合は、利用する可能性のある事業所全部を集めると言った荒業を使うケアマネもいるという。なので、個人的にはいずれにしてもケアプランにサインをもらうわけだし、オンラインによるメリットはあまり感じられなかった。
(3)オンライン会議の実際は
ハッキリ言って担当者会議をオンラインで行っているという話を聞いたことが無い。オンラインで行うという事は単純に利用者に家に行かないで済むだけでその時間は取られるわけだから、それなら実際に行った方が良いと思う人の方が多いだろうと思う。
そうすると活用事例としては参加するには遅刻するとか、滅茶苦茶遠方とかの理由だろうと思う。
それよりも医療連携とか言って、医師が平日の診療時間帯に参加するわけがない。
もっと踏み込むところはそういう所だと思うのだが。