孤独と孤立の違い | ケアマネ時々卓球、時々その他

ケアマネ時々卓球、時々その他

仕事は介護、プライベートでは卓球を中心に、その他もろもろ思いつくままに書いてみます。テキトーな独り言です。

 

 

(1)責任ある仕事は重圧がかかる。

以前我が社にいたケアマネが「ケアマネは孤独だ」とよく言っていた。それで自分だがケアマネの仕事をしていて孤独だと思ったことは一度もない。

彼が言いたいのはおそらく批判の矢面に立たされるとか、困難が起こった時に一人で立ち向かわなければならない時があるという事ではないだろうかと推察する。でもそれは職責として当たり前の事なんだが。

 

(2)「孤独」と「孤立」の違い

そこで「孤独」と「孤立」の違いを考察する。

孤独は寂しいというような主観的な「感情」のことであり、孤立は客観的に見て他者とのつながりが少ない「状態」を指す。

介護というのはチームで動くもので、ケアマネ一人ではハッキリ言って何もできない。訪問介護、デイサービス、福祉用具などのサービス事業所が協力し合って、一つのものを作り出すものだからだ。

 

その考えで行くと孤立しているわけではない。その上で孤独を感じるという事はチーム内で浮いているとか自分ばかりが損をさせられていると僻んでいる状態、いずれにしても上手くいかない事を許容できないのかなとも思う。

 

(3)分かってくれないのは当たり前

人と言うのは分かり合えないという前提で物事を進めたほうが良いと思っている。自分を分かってくれない、分かって欲しいという気持ちは無いではないが、承認欲求で仕事をしているわけではない。ついでに思い通りに事が進まない事を能力が無いとも思わない。自分がどんなに頑張っても、その努力が報われるとは限らないからだ。

 

(4)本当に評価されるかは後になってから

逆に他人からの評価が低かったとしても落ち込む必要もない。その頑張りによって100%とは行かなくても、それなりの助けにはなっている可能性だってある。

本当に評価されるのは随分と後になってからである。急いで結果を求めてもそれは無理というもの。

 

まあ、人それぞれに考えがあるのだから、孤独を感じる人もいるのだろう。

 

私には分からないけど。