一度は結婚してみたいという人は多い。
当たり前だが、じゃあ、すりゃあいいじゃん、という事にはならない。
「高学歴・高収入・高身長」いわゆる「三高」が理想と言われたのは30年以上も前の事だったが、笑っていいともで「そういう男はお前を選ばない」とタモリが言って、お客さんも笑っていたっけ。当時はバブルの頃で、頭の悪そうな女の子でもそんなことを言っていたから余計そうだったのかもしれない。
それが今では学歴は「MARCH」以上とか、収入は○○以上とか、身長はともかく、親の介護はしたくないとか、子供はいらないけど専業主婦になりたいとか、色々と出てくるわけで。
要するに自分が云々よりも相手に求めることが多くて、袋小路に入っているのではないかと予想する。
はやり「結婚は失敗したくない」と思えば思うほど臆病になる。
最低として今の生活レベルを落としたくないとか、自分よりも貯金があるとか、まあ、自分に寄りかかって欲しくないというか。
お互いに「こっちを頼りにするな!」となったらお話にならないわけで、それでもどう妥協するかだが、その着地点が分からなければ、これまた袋小路に入ってしまう。
でも結婚はモテるモテないは要素の一つであって、全てではない。
やはりこれから一緒に暮らすにあたって大丈夫か否か、という事に尽きるのではないかと思う。
その基準は人それぞれだろうけど。
おそらくこれも婚活疲れの一つなんだろうと思う。