記事の内容を肯定的にとらえるか、否定的にとらえるか。
制度を維持するために何を犠牲にするのか。
そう考えた時に、大規模優遇という事は悪い事ではない。
どんなに小規模事業所が潰れても、大規模事業所が吸収してその地域の介護ニーズを満たすことができるのならそれで良い。
そういう発想で今回の改定を見てみたらどうだろう。
では、零細企業はどうやって生き残るかだ。
他の儲かる仕事を探す。
大規模事業所に合併される。
零細企業同士でまとまってスケールメリットを出す。
儲からない仕事と割り切って、ライフワークをして介護の仕事をする。
でも、おそらくそんなうまい事はなく、大規模事業所に吸収されるんだろうと思う。
それは事業所一覧を見ても明らかで、小さい事業所では二代目がほとんどいない。
先代を見て、自分は絶対やらないと思うのであろう。
なので、制度の安定継続のためにも大規模化は不可欠である。
制度維持のために企業を犠牲にするか
小規模事業所のために制度を変えたり、負担を重くするか
どちらかと言えば前者を取るでしょう?
それが現実。