私は社会人になってからTHE正月休みというのはあまり経験しない。
最初に勤めた病院では大みそかに当直だったし、次に勤めた老人ホームでは全員出勤日(新年祝賀式をやるため)だった。ヘルパーのころは2日から人工透析患者の送りの仕事が入っていたし、今も緊急に備えて待機の状態である。
おそらく介護職の方は同じような感じではないだろうか。
一時期、営業職に就いていた頃は正月休みがあったが、元嫁の実家に行ったりで休んだ気にもならないというか気を遣うというか。
そんなこんなで、あまり正月休みは田舎に帰ってゆっくりおせちを食べて、という事には無縁だったと思うし、今更そうしたいとも思わない。
そんなことで私も正月は初詣くらいは行くが、パソコンに向かって何かしているというのが正月のルーティーンになっている。
ことしはBCP(業務継続計画)を作成した。
また、面白そうなYOUTUBEがあればゆっくり視聴して、それが勉強にもなっている。
ゆっくりするという事もできなくはないが、10分で飽きてしまう。
とは言え何かすることもない。
おそらく正月休みというのは田舎や帰るところがある人には有効なものだと思う。
今はテレビ電話もあるから顔を見れないという事もなかろうが、やはり田舎に帰るというのは特別なものだと思う。と同時に連れ合いの所に行くのは気を使ってしょうがない、と言ったところだろうか。
そんなことで気を使うのであれば、仕事をしている方がマシ、と言うところだろうと思う。
それで、休み=遊び、余暇と思うと、正月休みなんて休みじゃねーよ、という事になるものだと思う。
やはり田舎に帰って元気な顔を見せること、それが親に対する義務と思えばそれも一つの解決方法ではないだろうか。
正月休みと仕事を天秤にかけるという事は、馬鹿げていることかもしれない。