実は大学の頃、オートバイに乗っていた。
東京で高校までを過ごした私は移動するには交通機関を使うのが当たり前で、バイクや車に乗って遊びに行く、という発想はなかった。
しかし大学で地方に行った時、スクーターに乗っている人がやたら多いことに気付いた。私はスクーターという50ccのバイクはおばさんがちょっと乗るくらいのものと思っていたし、父親もカブという配達に使うようなバイクに乗っていて、明らかにおしゃれとは程遠いものという認識があった。
所が、いつの頃だったか坂道を上る時に友人の後ろに乗っけてもらった時に、例え50ccでも自転車とは違うパワーを感じた。それが初めてオートバイというものがすごいと思ったし、魅力を感じる人が多いという事も理解できた。
それで大学3年の時にバイクを買ってもらいバイク乗りの仲間入りした。ツーリングサークルにも入った。暴走行為をしたことは無いが、暴走族のお兄ちゃんがいきがるのも何となくわかった。
しかしそのバイク生活もすぐに終わった。バイクが盗まれたからだ。その後はバイクを買う事もなく今に至る。
この二つの記事、ちょうど私の大学時代と被る。
ちょっと青春を思い出した記事。