深刻なヘルパー不足の記事、何回目? | ケアマネ時々卓球、時々その他

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仕事は介護、プライベートでは卓球を中心に、その他もろもろ思いつくままに書いてみます。テキトーな独り言です。

 

 

毎度毎度同じような記事を書くなあと思いながら、やはり取り上げざるを得ない介護の人手不足。特に訪問介護。

 

勿論、訪問介護の利用者すべてがこの記事のような悪人ばかりではない。

 

介護保険のルールをしらずに頼めるものなら頼んでしまおうというちゃっかりした人もいれば、頼みたくても遠慮してしって、どうにもならなくなってから話す人もいたりで。

 

とにかく我々専門家でも完全に理解しきれていないものを一般人の、しかも高齢者に分からせろというのも酷な話。

 

その上、訪問介護は基本一人。

パワハラやセクハラまがいな事もある。

 

前回の改正で事業所にはハラスメント対策を講じるよう義務付けられたが、ではハラスメントを行った高齢者にどんな罰が与えられるかと言えばそれはない。

 

虐待だって虐待された高齢者を保護する事はあっても、虐待した側に罰を与えることは無い。

 

勿論、罰を与えれば良いってものでもない。

 

介護というのはそれは負担である。

認知症やら何やらで怒りっぽくなったり、忘れっぽくなったり、余計なことをしてくれたりで、我々ケアマネだってイライラするんだから、介護する側がイライラするのは当然。

 

その結果、強い言葉が出たり、手が出たりすれば「虐待で通報!」なんて、自分の人生すら疑ってしまう。

 

それでヘルパーの話だが、そんな状況に飛び込むのは羊がオオカミの群れに飛び込むようなものだ。

 

はっきり言う。誰がそんな仕事をしたがるか。

しかも高給だったらまだしも、安月給じゃあやってられない。

身も心もズタボロにされるような仕事をだれがするかっていうの。

 

ケアマネの立場でこんなことを言うのはダメだろうか?