一昨日のエントリー「ケアマネの話を聞いてくれ!~その1」、昨日のエントリー{ケアマネの話を聞いてくれ!~その2VS区議会議員編」を合わせて読んで欲しい。
2009年の総選挙で民主党が勝利。自民、公明両党は下野。そこから3年半の民主党政権が始まる。
その年、その連立与党だった公明党から区議会議員を通して懇談会を行う機会があった。そこで参加してくれたのは衆議院議員で副代表だったS氏。参議院議員のW氏。
K都議が司会をし、なにか私が話そうと思った時にS衆議院議員に話を遮られた。そして「民主党政権なんか続くわけがない」という話を延々と聞かされた。
私が話したことは最後の最後に「事業者には指導はいらない、支援をしてください!」というのがやっとだった。
そう。介護事業所の立ち位置なんてこの程度のものですよ。
我々は高齢者の生活を支えているんだというプライドを持っている事だろう。だからと言って誰もが話を聞いてくれるわけではない。私が話したところで世の中が動くわけでもない。
ただ、私はS議員に何の嫌な気持ちは持っていない。
殆どの人が一言も言えずにこの懇談は終わった。国会議員にとっては一つの区の事業者の話なんて、おそらく聞いたことがある話ばかりだろうし聞くまでもないと。それに格が違う。俺と互角に話が出来る立場になるように頑張れと言われたのかなと今では解釈できる。
議員会館から帰る時、故安倍信三元総理とすれ違った。
それが思い出。