男性は女性よりも平均寿命が低いと言われている。
介護者の立場で言えば、女性の方が世の中慣れしているというか人とすぐに仲良くなれるというか。壁が少ないというか。
とあるヘルパーの話で、やはり面倒な男性利用者に出くわしてしまったらしい。とにかく何もできない人だが、ヘルパーに対しての要求は大きい。そのヘルパーはベテランだが、利用者にとってみればベテランだから何も言わなくても分かるだろうぐらいの気持ちだったらしい。
でも、何も聞かなくて出来るほどヘルパーの仕事は簡単ではない。結局男性が怒ってしまい、ヘルパー交代となったそうだ。
やはり男性だと仕事中心だし、縦社会の中で生きてきた人が多い。部下は上司の機嫌を取りながら仕事するし、上司になったら部下を顎で使うなんてことも経験した人は多いだろう。
そうすると、ヘルパーみたいな立場の人を見ると、「ヘルパーを使う」という事が、家政婦のように扱ってしまうのではないだろうかな。
それに、大体の人が自分を「お世話してくれる人」の利用方法を知らない。というか、業者を含めての話だが、金を払っているんだから、自分の言う事を聞き、良いサービスを提供しろと上からゴリゴリいってしまう。
それは何というか、人の使い方を知らないというか、使われる人がどんな気持ちで、どうすれば気持ちよく働いてくれるのか、という事を考えていないという事にもつながる。
記事の内容からずれた。
これからは男性も女性も、平均寿命は変わらなくなると予想する。独り身だからというのであれば、最近は食事もバランスの取れたものもあり、一昔前のように仕事から帰ってきたら一杯飲んで終わり、という人も、昼食で栄養過多になるくらい食べれば、一日の総摂取カロリーは十分だし。
逆に昼夜栄養過多であれば、なんらかの医療を受けることになるだろうし。そこは男女関係ないわけで。
それに独身であれば子供に財産を残しておく必要もないので、老後資金としても色々使える。貯金があるうちは有料老人ホームで、貯金が無くなったら生活保護を申請して、特別養護老人ホームで、という生き方だって良い。
あの世に行くのにお金は必要ない。
持っていけるのは思い出だけだ。
そんな一人の生き方というか、そういうのがSNSで学べる機会も増えるだろう。
気持ちよく生きるもそうでないも、考え方ひとつだと思う。