私のいる区では社会福祉協議会の役割は介護保険外事業であり、例えば訪問介護であれば傾聴ボランティアとか、大掃除の手伝いとか、デイサービスであれば自分で通える人のたまり場、そんな感じで事業を行っている。
勿論地域差があっての事で、ヘルパー事業も民間と競合して行うとは言うけれど、その地域の必要量に達しなければ行わざるを得ない事情もある。
しかし、民間と社協、どちらヘルパーの仕事をしたいですか?と問われれば社協になるんじゃないかな。
まず募集の方法で差がつく。
民間企業では求人誌などに掲載することになると思うが、その広告宣伝費もバカにならないくらい高い。しかし社協であれば社協の広告で募集がかけられる。
そしてネームバリュー。
やはり公共の名がつくものは大きい。安心感もある。
このように民間の立場からみれば、社協が介護サービスから撤退するという事は、余程人がいないか、運営が上手くいかないか、そもそもやる気がないかなどと考えてしまう。
おそらく代わりの事業所探すことは大変だろうと思う。
こういう地域では私がこのブログで書いている適当な話ではなく、リアルに深刻になっている事だろう。
まあ、なるべくしてなった現実だが。