介護保険では2012年からヘルパーの痰吸引が認められてた。もt論、一定の条件があるのだが、障碍者福祉を含め、介護職員の医療的な行為が求められる時代になってきた。
もう亡くなった利用者だが、喉の癌が大きくなり、完全に食道をふさいでしまい胃瘻を造設して退院してきた。やはり胃瘻だから誰かが手伝うのかと思ったが、自分で行うという。退院前に指導を受けてきたらしく、慣れた手つきで栄養剤をつないで、専用のチューブもある。
確かにこれを見れば一人でもできそうである。
これは道具が発達したからできる術なのか、もともとこんなものかは分からないが、色んな道具が出来ることで在宅生活が可能になり、かつ介護者の負担も減る。
今後もこうした道具の発達で家で出来る医療的処置が増え、ヘルパーもその知識をつけていかなくてはならないのだろう。
これを段々仕事が増えると捉えるか、出来ることが増えてヘルパーの役割はますます認知されていくと捉えるか。