介護事業は設備基準や人員基準が満たされれば誰でも行う事が出来る。
訪問介護は事務所があり、人員も2.5人以上だったかな。つまりは自分がいて、一人常勤で雇って、何人か登録ヘルパーがいれば出来る。
おそらく他の業界よりは気軽に始められるし保険事業であるからとりっぱぐれは少ない。しかもこれからは高齢社会。一旗揚げようという人は多かった。
しかしそろそろ引退したいが後を継ぐ人がいない、という場合、M&Aという仕組みがある。
M&A(エムアンドエー)とは『Mergers(合併)and Acquisitions(買収)』の略。
M&Aの意味は、企業の合併買収のことで、2つ以上の会社が一つになったり(合併)、ある会社が他の会社を買ったりすること(買収)である。
実は我が社にもM&Aのお誘いはある。
それに知り合いの会社もM&Aで大手に吸収された会社もある。
おそらくこれから超小規模の事業所は後継問題も含め、事業が立ち行かなくなる可能性がある。そうした時に大手に吸収されるという事は珍しくなくなるだろう。
ついに淘汰される時代がやってきた。