主任ケアマネの取得率がすでに80%を超え、今後は94%ほどまで上がるという。2026年度までにケアマネ事業所の管理者は主任ケアマネの資格取得者が必須になるので、数パーセントの廃業でケアマネ事業は継続できるという事になる。
現在のケアマネの有効求人倍率は約4倍。ケアマネ1人に対して4つの事業所の取り合いになるという計算だ。
よく待遇を上げろとか言うけど、お金さえ出せばいいのだろうか?と思う。
当たり前だが、安心して仕事ができる環境を作る事ではないだろうか。
介護職員は様々な研修を受ける。
その大体が高齢者の支援の話である。
高齢者を守る、という事は当たり前である。
しかし、そこに重点を置くあまり、例えば高齢者虐待の研修でも「介護職員による虐待事例」なんてものがガンガン出てくる。
そう、介護側員が守られる、安心して仕事して下さいという「安心の研修」は皆無なのだ。
おそらくそのセーフティーネットを作らない限り、介護職員の不足はなくならない。
それとも次の世代に期待するか。