もがく若者は黙って見守る | ケアマネ時々卓球、時々その他

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仕事は介護、プライベートでは卓球を中心に、その他もろもろ思いつくままに書いてみます。テキトーな独り言です。

 

 

若い人と話していると、自分も「俺の若い頃は・・・」という言葉がつい出てしまう時がある。あぁ、年を取ったなとか、この若者にとって嫌な大人に見えるんだろうなとか。自分も若いころ、そう言われたときには「こいつ、なんにも分かっちゃいねえな」と思ったので、さもありなん。若者にとってはつまらない話だし、苦痛以外何物でもない。

 

言う側にすれば少しでも役に立てばという善意の気持ちもあると思うし、もしなければつまらないマウントを取りたいのだろう。それはそれでいいけれど、それが助言につながるのかというとそうはならないという事は大いにある。

 

確かに彼らは何かを求めてもがいている。

と同時に私もそうであったように、自分に都合の良い答えも求めている。

 

処世術から言えば、言われたことを「参考にします」くらいの気持ちで一回受け止めて、それが良いと思えばやればいいし、いらないと思えばやらなくて良い。

最悪なのは、つまらなく言い返したり、それはダメだ、時代が違う、言っていることが分からないと反射的に受け入れない事。そうしているといつまでたっても答えも出ないし、堂々巡りで終わらない。

 

でも、それを若者に求めるのは酷かもしれない。

 

だから最近は黙って何も言わないようにしている。

「大変だね。頑張って」くらいかな。

 

彼らなりのやり方で歩めばいい。