悲哀 | ケアマネ時々卓球、時々その他

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NHK大河ドラマ「どうする家康」

色々な記事を見る限り、あまり良いものは見かけない。

まあ、それはそれとして、前回(だったかな?)武田勝頼が登場する。人質として何故か鍛えられている久松源三郎から、誰よりも修練している猛者として登場する。

 

武田勝頼という人物、これまでも様々な形で伝わっている。

 

大体が長篠の戦で惨敗し、武田家を滅亡に追いやった愚かな人物として描かれている。

 

歴史的な事実としてみればそうなんだろう。

何といっても偉大な父である武田信玄は戦国武将の中でもトップの強さ、家臣の団結を誇り、天下に最も近い人物の一人としての評価があるからだ。

 

だから、というわけではないが、武田勝頼にはどうしても感情移入してしまう。

 

生まれや信玄が亡くなったとの遺言などはyou tubeで色々あるので各自で見てもらう事として。

 

個人的に好きなのは「真田丸」でのシーン。

 

小山田信茂に裏切られ引き返すときの悲哀に満ちた表情。

小山田をなじる配下に「もう良い!」と言い踵を返す姿。

 

その時何を思ったか。

 

なぜこのような結末になったのか。

 

どこで間違えたのか。

 

どうすれば良かったのか。

 

様々な思いが交錯する中での諦めの気持ち。

 

そして自刃する時。

信玄の亡霊が現れ、「四郎をたっぷり叱ってくださいませ」と言い切腹する。享年37歳。

 

その悲哀に満ちた表情が語る言葉にならない言葉。

 

今回の大河ではどう表現するだろうか。