承認欲求というと大なり小なり誰でもあると思う。
ただ「どんなことをしても」認められたい、というのが10代女子が最多とあるが、「出来れば他人に認められたい」を合わせると6~7割である10代に対し、約6割という20代後半であることを見れば社会にもまれて徐々に角が取れたという見方もできる。
この承認欲求というもの、色々な立場によって変わる。
例えばそれなりに収入がある場合。
生活に困らなければ別にいいやと思う。
しかし、周りでマウントを取る人がいたりすれば、同じ収入、立場でも、あの人よりももっと上にと思うかもしれない。
また他人に迷惑をかけないよう意識しているか云々の質問。
これは年を追うごとに増えていると。
そうみるとZ世代だからという事ではなく、そんな世代だって若い時はのし上がりたい一様に成功したいし世間から脚光を浴びたいという野望や夢があって、徐々にそれが叶わず、普通の人だと認識し、周りの人の中で協調しながら生きていくという事なんだろうと思う。
「最近の若い奴は」と言われるが、それは我々世代も、前の世代の人もずっと言われていたこと。
時代は繰り返すものだ。