延命に思う | ケアマネ時々卓球、時々その他

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延命、という言葉。

私の父親が入院した時、医師から「延命措置はしますか?」と言われ、「結構です」と返答した。

父親の場合、もともと糖尿病が持病としてあり、血液のカスが心臓に入る血管をふさいでしまっていた。ステントを入れたが、カスが多くてどうしても血管が塞がってしまうとの事。

数日後、亡くなった。

 

亡くなったこと、延命を希望しなかったことについて、後悔は全くない。

そして医師の治療についても特に言う事もない。

 

人はいつかは死ぬ。

その時が来ただけだ。

自分の場合、今ではかなりの時間が過ぎたので特にそう思う。

 

しかし、である。

死んだ人は生き返らない。

 

だから寝たきりでも、その人が生きているだけで良い、という事であれば、延命は考えるだろうと思う。

今までいた人がこの世から、目の前からいなくなるのである。

 

そして、どんな姿でもいいから生きていて欲しいと言われた人はどう思うだろうかとも考える。

 

嬉しいだろうか

それともまだ身体的にきつい思いをしなくてはいけないのかと思うだろうか。

この世に心残りは無いだろうか。

 

お互いにそれを受け入れられるだろうか。

 

これも出会い。