「孤独」という言葉。
よく使われるし、我が社に前にいたケアマネは「ケアマネは孤独だ」としょっちゅう言っていた。
ウィキペディアを引用する。
「孤独(solitude)とは、精神的なよりどころとなる人や、心の通じあう人などがなく、さびしいこと。
「自分がひとりである」と感じている心理状態を孤独感(loneliness)という。
たとえば、物理的には大勢の人々に囲まれていても、自分の心情が周囲の人から理解されていない、と感じているならば、それは孤独である。当人が、周囲の人たちとは心が通じ合っていないということに気付いていれば孤独である。たとえ周囲の人々の側が、その人と交流があると勝手に思っていても、当人が、実際には自分が全然理解されていないと気付いていれば孤独である。」
ケアマネの仕事をしていると、「あんたは年寄りの気持ちが分からない」とか「あんたは分かってくれる」とか、正反対のことを言われることがしょっちゅうある。
私が基本的に思うのは、「人の気持ちは分からない」という事だ。
私は人の気持ちは分からないし、他人も私の気持ちを理解できるとは思っていない。
ついでに自分の考えを言っても、とんちんかんな返しをされるとかえって辟易してしまう。
ただ、自分が辛い時に何も言わずに寄り添ってくれる人がいたらよかったかもしれないと思う時はないわけではない。
アドバイスや気休めはいらない。ただ寄り添ってくれるだけで良い。
しかしそうならなかったという事は私はそういう生き方なんだろうと思う。
孤独と共に生きる。
孤独を恐れずに生きる。
世の中いい奴ばかりじゃないけど、悪い奴ばかりでもない。
あるがままに生きることが大事だと思う今日この頃。