ケアマネージメントのプロセス。
①利用者に来月の予定(利用票)を提示、承諾を得る。
②各事業所に来月の予定(提供表)を送付する。
③実績が各事業所から送られてくる。
④ケアマネが給付管理を行い、国保連に請求する。
という一連の流れがある。
②③についてはほとんどの事業所でFAXでのやり取りで行っている。
また、ケアプランを送付する際もFAXで送付している。
書類のペーパーレス化が進み、我が社も出来るだけデータ化して保存するようにしている。
先にあげた②についてはPDFで作成したものをPC-FAXで送付している。つまり、我が社には②はデータとして保存してあるという事。
今回のケアプランデータ化は②③のやり取りをデータ化で行えるというもの。
それにケアプラン原案も送れたり、チャットのようにやり取りが出来ればなお良い。
しかし、どれだけの事業所が参加するかは不明。
参加していない事業所には相変わらず②③のプロセスは紙で行う事になる。
だから、全事業所が参加し終わるまで、利用料だけというわけにはいかず、通信費は必要になるだろう。
今でもそういうプラットフォームが無いわけではない。
特に医療系では既に使われており、各患者ごとに色々とデータ保存できるようになっている。
でも、PCでも、携帯のアプリでも使えない事にはどうしようもない。
このシステムは、全事業所が参加して初めて役に立つものかもしれない。