介護崩壊の予兆、ここから来たか~認定調査 | ケアマネ時々卓球、時々その他

ケアマネ時々卓球、時々その他

仕事は介護、プライベートでは卓球を中心に、その他もろもろ思いつくままに書いてみます。テキトーな独り言です。

 

 

※内容を書き忘れたので再アップします。

 

認定調査は、市区町村が行う他、我々ケアマネージャーも委託を受け行う事が出来る。

 

内容は

第1群(身体機能・起居動作)

第2群(生活機能)

第3群(認知機能)

第4群(精神・行動障害)

第5群(社会生活への適応)

以上の5群55問に加え、特別な医療とか現在のサービス利用状況などを聞き取る。

 

これをコンピューター判定するのが1次判定。

それに主治医意見書を合わせて2次判定があり、要介護度が決定するという流れ。大体、1か月から1か月半が目安。

 

それで、この認定調査の委託を受けるケアマネは、研修を受けてから委託を受けることとなる。

 

私は何となく委託を受ける気がせず、我が区での委託は受けてはいないが、施設に入所している方は、もともとお住いの市で認定調査を受けることになるので、わざわざ問い合わせが来て調査を受けることがある。

 

それでどの自治体も1件4000円程度かな。

 

で、その認定調査。

意外に書類作成が大変。

 

それはその通りで、きちんとやらないとその人の状況を把握できないばかりか、軽く判定され、後々区分変更をすることにもなる。

 

我が区でも委託を受ける事業所が少ないと聞く。

どこの自治体でもそうなのか、判定までに2か月を要するのは余程受けてくれないのだろうと予想する。

 

ケアマネ自体が少ないという現状なのだろう。

こんなところにも弊害が出ている。

 

介護保険の人材不足はこんなところにも及んでいる。

 

認定期間が長い、きちんと認定がされないというのは、介護を受ける人にとってし死活問題でもある。

 

こんなところが、介護保険の崩壊の予兆でなければいいけれど、そんな気もする。