生きにくさを感じながら責任を背負って生きてきた。
「人生は重き荷を背負い 遠き道を行くがごとし」を座右の銘にしてきた。
「人を信用するな」と言われてきた
「人はお前を利用してくるものだ」とも言われた。
実際にそのような大人が多かった。
「若い時の苦労は買ってでもしろ」と言われた。
そうして面倒なことを押し付けてくるやつが沢山いた。
それでも自分は頑張らないといけないと思った。
その気持ちを利用し、踏みにじられたこともたくさんあった。
器用に立ち回る人を見て羨ましいと思った。
同時に自分の不器用さが嫌いだった。
こういう話はするものではないと思っていた。
口にする苦労話なんて、その人のエゴだ。
今思う。
他人はそれほど自分に興味がないという事を。
自分勝手に生きて良いというわけではないが、人の目を気にするあまり、自分を束縛しないほうが良いという事だ。
経験をしてきたからそう思うのか
気付けなかっただけなのかは分からないが
マンションから見る景色。
景色ともいえないだろうけど。
この窓から見える日常、青い空が自分の気持ちを落ち着けてくれる。
「今僕は流れゆく時の静かな音を聞いてる。」(オフコース「流れゆく時の中で」)
こんな気分。