頼りがいのあるケアマネとは?頼りないケアマネとは?
おそらく、利用者や家族、近所ではそんな話題はあるのだろうと思う。
良いケアマネの条件として
本人・家族の話を傾聴し
分析力に優れ
必要なサービスを提案し→問題を解決する
という事になろうと思う。
でも、おそらくだが、皆そんなことは分かっているのではないか?
それがなぜできないのか。
理由 単独ケアマネばかりではない
ケアマネの事業所は他のサービスを併設しているところが多い。
そうなれば、雇われているケアマネはそのサービスを呼び込むための人なのだ。
「違う!」という人もいるだろう。
でも、その併設されたサービスに10人呼び込んだケアマネと、1人しか呼び込まず、他の事業所に紹介したケアマネがいたら、評価はどうなるだろうか。
雇われている以上、民間企業である以上、所属している会社の売り上げに貢献するのは当たり前。呼び込めないやつは営業成績が悪いと評価されて当たり前。雇う側からしたら面白くないんだよ。
つまり、ケアマネの仕事は営利企業向きではないのだ。
では、全員ケアマネで独立すればいいのではないかと思う人もいるだろう。
でも、ケアマネの受験資格を得るために5年間の実務経験が必要。その経験はヘルパーや施設の介護職員での経験だ。
数年働いて、ケアマネの資格を取ったら仕事を辞められてしまう。ただでさえ、人員不足なのに、と思うところがあるのも当然。
そんなしがらみの中で仕事をしているわけで
なおかつ、ケアマネなら何でも知っているだろうとかもあるし
だから、利用者から、家族から
求められるスキルは多岐にわたる。
なので、最初から課題がはっきりしている場合はそのスキルを持った人を紹介してもらえばいい。
それに「こうして欲しい」と意思表示する事だね。
分からなければそれでもいい。
どうしてよいか分からないと言って欲しいのだ。
それだけでも随分違うはず。