⑤福祉用具貸与品目を購入
かつて講義で福祉用具の話があった時に、障がい者は同じ品目を長く使うので購入品目に、高齢者は変わる可能性があるので貸与品目にと話があったように思う。
福祉用具は何かとやり玉に挙げられる。
例えば靴一つとっても、わざわざ訪問してフィッティングを行う。
それに介護ベッド。
介護保険では要介護1までは介護ベッドが借りられない。
それでも必要な人は自費ベッドで対応することになる。
価格も1000円程度なので、介護保険と変わらない。
しかも、2割負担の人は介護保険適用になったら値上がりすることになるという珍現象まで起こる。
そんなご苦労の中で福祉用具貸与は営まれてきた。
そこで、今度は購入の話である。
使わないで買い替えるとか、いらなくなった物品の処理とか新しい問題が起こるんだろうな。
今回の介護保険改正の話は、厚労省VS財務省と言われる。(いつもだが)
財政論は必要だが、変にはしごを外さないで欲しいと思う。