訪問介護は生活援助をプライドを持って行っている。 | ケアマネ時々卓球、時々その他

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まず、こんな研修があるなんて知らなかった。

 

このパンフレットを見ると、訪問介護の身体介護を除く生活援助を行える資格との事。昔、ヘルパー3級というのがあり、2級ヘルパーの介護報酬より低い報酬設定があったが、今回のは生活援助のみ行えるとの事。

 

訪問介護の人と話すと、何よりも軽度者の生活援助は「ぴんしゃんころり」を実現するためにも重要な要素を持つというプライドで行っている。

内容の自己決定、社会的役割、そうしたものを家事を行う事で実現する。

私が訪問介護を行っていた時も、そうしたプライドを尊重した援助を行っていた。

中には安上りの家政婦と思ってこき使おうとするやつもいたが、丁重に趣旨を説明し、ご理解いただけない場合は他の事業所に代わってもらった。

 

そもそも訪問介護の人不足は身体介護の大変さではない。

時間が不規則、稼げない、利用者が入院したら収入がなくなってしまうなど、仕組みの問題が大きい。

 

だから安易に取れる資格をいくら作ったって、稼げる仕事に結びつかなければ全く意味がない。

 

訪問介護の心意気を踏みにじる行為とは言わないが、皆さんは生活援助だからと言って軽く行っているのではない。

 

そのプライドを理解して欲しい。