母ちゃんの社会復帰 | カイとわたしの場合~オーストラリアx自閉症xシンプルライフ

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高校生になった自閉症児カイと、シングルマザーのわたし。オーストラリアはメルボルンにて、ふたり暮らし。そんな私たちの毎日を綴っています。




2年前に10年勤めた職場を辞めて以来、しばらくカイのケアにフォーカスしてきたけど、、、

ひょんな事から仕事のオファーを頂いて、3月からまたパートタイムで働き始めてました。

スペシャルスクールで、Welfare Officerという役割をしてます。
Welfareって日本語にするの難しいよね。
生徒とその親の健康福祉(?)をサポートする仕事です💦

オファー頂いたというか、「今こういうポジションの求人出してるけどMaiko興味ない?」と学校側から聞いてくれて、内容見たら前の仕事と似たような部分もあったので応募してみました。

ちゃんと履歴書更新して申し込み、面接もしたよー

他にも応募はあってその方達も面接したようですが、無事に(?)母ちゃん採用してもらえました。


皆さん親切だし、短時間勤務に調整してもらえたし、体力使う仕事ではないんだけど。。。

いや〜〜新しい職場で新しい仕事始めるってのは、すごい緊張&疲労。。。
初日とか、帰ってきたらしばらく放心状態でした😂

でも、勤務条件をかなりフレキシブルにしてもらえたり、こんな私を採用してもらえてありがたい限り🥹

パートタイムで、勤務時間的にはそんなに長くないのですが、、、時間数に対して仕事内容をこなす為のバックグラウンド作業が膨大。

今のところ、生徒と親の顔と名前と状況をまず一致させるというところから始めないといけないので、家庭に連絡する前にまず過去資料読んだり。

慣れてきたら、こういうのも全部すでに頭に入っててスムーズにいくんでしょうね💦


正直、繊細さん、HSPな私にはいっぱいいっぱいになってしまう時もあり。
主な役割が、難しい事情の家庭のサポートすることですからね。

こういう時は繊細な自分が嫌になる😅多分自分はエンパスでもあるので。。。
もっとバウンダリーをしっかり持たないとね💦






でも、この前 学校で子ども達見ててふと思ったんです。


先日の誕生日記事の時も書きましたが、去年45歳になってから私の人生は折り返し地点を過ぎたように思っていて。
ここからどう生きていきたいか?とかよく考えるようになって。

そんな時に、とある人がインスタに載せていた言葉が目に留まったんですが。
その方は人生行き詰まってうまくいかず悩んでた時、先輩的存在の人からこうアドバイスを貰ったのだそうです。


毎朝手を合わせ
「世のため人のため、この命を働かせます」
と誓うこと

そしてこれを実践するようになってから、人生がうまく回り出したそう。



なんか私にはこの感覚が妙にしっくりきたんです。



私、自分に忠実に生きてたら、仕事というのは向こうからやってくると思ってるところがあって。

たまに観てる、大王こと桜庭露樹さんの動画でも言ってた!
「目の前に現れる『頼まれごと』をこなしていくうちに、それが使命へと繋がってく」

(大王知ってる人いる?マイナーな話でごめんなさい😂)


今回も、特に仕事探してたわけじゃ無かったのですが、突然声かけてもらってスペシャルスクールで働くことになって。。。

これもありがたいご縁だなと思うし、それなら私も人生後半戦、ここからはこの子供達のため、世のため人のためにこの命を働かせていこう〜と。

もちろん、自分を犠牲にして人を助けるという意味ではありませんよ。

でも、「ここから自分はどう生きていきたいか」という問いに対して、自分で少しずつ動きながら方向性を調整してる感じ。


やっぱり私の人生はこれからも、障がいのある人とその家族との関わりと共にあるんだろうなぁと思ってます。

周りには、自分でビジネスしてる友達も沢山いて、キラキラした様子をSNSで見かけて素敵🥹とか思うけど、、、
自分はそういうタイプの人間じゃないし、むしろ表舞台に出るの苦手なタイプ😅


地味〜に縁の下の力持ち的な、目立たないけど誰かのお役に立てるというようなのが好きです🩷笑
パッとした飛躍はないかもだけど、地道に足元固めてく方が合ってるのよね〜


そんなこんなで、しばらくぶりに社会復帰をしてバタバタな母ちゃんの近況報告でした。



そして最近また、私の祖父と親戚のお兄ちゃんのことを思い出してましたよ。

きっとこれも、私の中では全部繋がってるんだろうなぁ。私の原点です。