最近は、毎日ラフィアのカゴを編んでいます。
沢山練習して、もっと上手くなりたいな~
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世界一長かったメルボルンのロックダウン、今日からかなりの緩和となりました。
まだ終わったというわけではないですが・・・
外出するのに理由が必要なくなりました。
距離の制限もなくなり。
昨夜は夜中の12時にレストランやパブに集まってお祝いした人も多かったみたいです。
一方で、今日で仕事を失った人たちもいます。
22日までの予約を取ってあれば10月15日までのデッドライン以降も働くことができますが、それも今日までに実際に打ってないとダメなので、今日が最後の勤務日になった人も沢山いたと思います。
夕方、仕事を失った医療従事者や教師たちが静かにプロテストをしているライブ動画を観ました。
ほとんどが女性で、今日が最後の仕事の日だったと言ってました。
プラカードを持って歩いて、カフェで座って食事をしている人たちの横を通り過ぎた時、食事中の人たちから罵声を浴びせられていました。
「あんたが人工呼吸器をつける日を楽しみにしてるわ!」
今日をフリーダムデーとみんな言っているけど、医療アパルトヘイトの始まりの日と言う人もいます。
ワクチンを2回打っていない人は、カフェやレストランで座って食事ができません。
映画館やイベントにも入れません。
美容院にもネイルサロンにも行けません。
なんで、こんなことになっちゃったのか?
政府が言うから、これが正しいのか?
プロテストにいたナースの女性は、静かに訴えてました。
「これはワクチンの問題じゃない。選択肢は他にもある。抗体検査とか。みんな諦めないで、Stay Strong」
今までプロテストの様子を結構ライブで観てきましたが、「ワクチンに反対」と言ってる人はほぼ見たことがないです。
ワクチンを「義務化」することに反対してるんです。
医療的なことを含めて、自分の人生について「選択肢」を持つことの重要性を訴えていました。
世間的には反ワクチン派と片付けられてしまうプロテスターたちは、実は他のすべての人たち、罵声を浴びせた人たちや、私のためにも声をあげてくれていると思っています。
数日前、メディアカンファレンスでダンは言ってましたね。
2022年になっても、接種率が90%を超えようと、ワクチンを打ってない人に自由はない。
次はブースター(3回目)が来る。
そして、次はどんな別のウイルス株が来るかわからない。
お隣のシドニーでは12月1日からワクチン接種の有無に関係なくオープンになるというのに、ビクトリア州は2022年になってもずっと未接種者をつまはじきにするらしいです。
ダンはブースターショットも義務化と言い出すでしょうね。
そして次に来るウイルスも知っているんでしょう。
1・2・3回目ときたら、4回目が無いと言い切れるか?5回目は??
まさにイスラエルと同じ方向に向かっている気がする。
今ならまだ間に合うから、必死に声を上げている人たちが沢山います。
もう自分は打ったしという人も、「2回目まではいいけど、3回目は打ちたくないな」と思った時、NOと言えない状況にすでになっていたら、遅いです。
21日の深夜、緊急事態宣言State of Emergencyがまたひっそりと延長されていました。
どんどん民主主義が崩壊していくビクトリア州ですが、今日から店内での飲食をオープンさせないことを選択したカフェやレストランもいくつもありました。
ワクチンのステータスによってお客を差別するということをしたくないお店は、今日からもしばらくテイクアウェイのみで、接種者・非接種者分け隔てなく対応できる道を選びました。
もちろん、飲食店の人たちは、店内での飲食をオープン出来る日を誰よりも待ち望んでいたと思います。
それでも、この医療アパルトヘイトに参加することを拒んだことは、勇気のいることだったと思います。
テイクアウェイのみで続けると宣言したお店のリストを見ていて、なんだか泣けてきました。
今の私にできることはまだあまり無いけど、リストにあるお店に優先的に行ってテイクアウェイしてこようと思います。
世界一長いロックダウンを体験したビクトリア州民として、ここからは分断ではなくって団結・協力・繋がりの選択を自分なりにしていきたいです。