我が家のファーストエイドのレメディについて。
今日は、
ペパーミント
です。
ペパーミントは、アロマセラピーでもメディカルハーブでも登場します。
まずはアロマ編から。
【アロマ編】
ペパーミント精油は、便秘、下痢、胃痛、お腹のガスがたまるなど消化器系のトラブルに役立ちます。
使うときは、植物オイル小さじ1杯に精油1滴ほど入れてお腹をやさしくマッサージする方法を選びます。
旅行先にも持っていきたい精油のひとつ。
環境の変化に敏感で、緊張や不安によってお腹の調子が狂ったり、普段食べ慣れないものを食べて胃腸の調子がおかしくなりやすい人に有効です。(←私です・汗)
なぜなら、ペパーミントには消化を助ける働きや痙れんを鎮める作用があるからです。
ところでミントといえば、爽快で目の覚めるようなスーッとした香りが特徴です。
中枢神経を刺激させて、眠気をスッキリさせたいときに用いられることも多いです。
しかしながら、香りをしばらく嗅いでいると爽やかさの向こうに甘さを感じます。
副交感神経を強壮する、つまり緊張モードからリラックスモードにシフトするのを促してくれる働きもあります。
余談ですが、「強壮」と「鎮静」という、相反する作用がひとつの精油に共存するというのは他の精油にもよくあることで、アロマセラピーが心とからだを「調整する、バランスする」という療法であることを示しています。
ですので、1滴以下の極少量をティッシュにとって香りを嗅ぐだけでも、神経を休め胃腸を整えることにつながります。
また、乗り物酔いによる吐き気にも有効です。
ただし、注意点があります。
ペパーミント精油は刺激が強いので、小さな子どもの感覚器には不向きだということです。
積極的な香りの吸入やマッサージにはペパーミント精油は使いません。
【ハーブ編】
子どもにペパーミントを使いたいときは、ハーブティーとして飲用する方法があります。
ペパーミントティーは胃腸だけでなく、肝臓や胆のうの働きを促します。
うちではカモミールとブレントして食後のお茶としてもよく飲んでいます。
息子は胃腸が強い方なので、ケアとして使うことがあまりないのですが、
私や夫(←胃腸がデリケートな人)のためにペパーミントティーはファーストエイドレメディとして常備しています。