コロナウイルスによる現金給付案はするべきなのか? | 慢性前立腺炎と戦う40代サラリーマンの日記

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慢性前立腺炎と戦い始めて早3年が経過。その間に転勤すること2回。
信頼できるお医者さんに出会うと、転勤させられるという憂き目にあったことから独立することを夢見始めたおじさんが"病気"、"仮想通貨"、日々の日常をつづっています

コロナウイルス(武漢肺炎)の経済対策として、連日、政府では、現金給付や商品券配布案が発表されていますが、未だ実現ならず。

案を発表しては、(世間から)叩かれている日々です。

自分は、安易な現金給付案に対してはしない方がいいと思っていて、

その理由として、

現金を配るのであれば、紙幣を刷る必要があり、大量の紙幣を刷ることで日本円の価値が下がります。

そして、中国を始めとした各世界都市にある工場が止まっていることで、物価の上昇は避けられないと考えてます。
(原油の様に安くなるものもありますが、トータルで考えると物価は上昇)

つまり、現金給付は、

日本円の価値が下がる

物価の上昇は避けられない

ので、ハイパーインフレになる可能性があると考えます。

インフレ


なお、麻生大臣(※)が、現金ではなく商品券を配布する案を出したことは、上記のような理由からではないかと思っています。

自分は、商品券の配布という案自体は悪くないと思っていますが、経済対策にはスピードが必要なので、従来のような、商品券を印刷して配るというようなやり方であれば反対です。
(キャッシュレスで、すぐに実現できるのであれば賛成ですが、現時点では実現は難しいでしょう)

個人的には、所得税、社会保険の減税(徴収しない)が、素早く実行できる対策ではないかと思います。

一部で言われている、消費税廃止もいいとは思いますが、廃止するためには色々と仕組みを修正しないといけないわけで、
もし消費税の廃止を実行することになったら、自分は不眠不休で働く羽目になるので、正直、辞めて欲しいです。

なお、富裕層に対して給付しないといったような案は反対です。


[ 補足(※) ]
"麻生大臣が、総理大臣の時に何をしたか?"を補足しておきます。

民主党政権時代にリーマンショックが起こり、その時の日銀総裁だった白川さんはお金は刷りませんでした。

しかし、その後に麻生さんが総理に就任すると、金融危機の際は、お金を刷ればいいという事を知っていたので、与野党から反対をされる中、お金を刷りました。

すると、日本の円高が緩やかになり、産業の国外移転が少し収まりました(と言われています)。

つまり、麻生大臣は余計な発言も多いですが、マクロ的な経済感覚はある政治家だと思ってます。

ちなみに、その時のマスコミ野党(民主党)は、麻生さんがカップラーメンの値段を400円と答えたことを、

主婦でもカップラーメンの値段は知ってます!」という馬鹿な批判ばかりをしてました。

そんなもん知らなくても、金融危機の際の対処方法を知っている政治家を国民は望んでいると思います。