つい最近、男性には保険が適用されるが、女性には適用されない薬があることを知りました。
(もちろんその逆の場合もあります)
例えば、男性特有の病気として、前立腺肥大症というのがあります。
これは、前立腺が大きくなってしまうことで、尿道や膀胱を圧迫する排尿障害の病気ですが、これの治療薬として、
・ハルナール
・ユリーフ
・フリバス
というのがあります。
これは決して珍しい薬ではなく、前立腺肥大症にかかると、よく処方される一般的な薬です。
しかし、この薬を女性に処方する場合は、保険が適用されません。
何故なら、女性には前立腺がないので・・・。
しかし、「本当はこわい排尿障害」の高橋先生によると、このハルナールやユリーフ、フリバスには、(女性の)間質性膀胱炎の患者さんにも有用であったとのこと。
その為、(女性の)間質性膀胱炎の患者さんは保険適用外で服用するか、旦那さんに泌尿器科に通ってもらってその薬をもらうしかないそうです。
認可がおりている薬なら、専門医の判断に任せればいいと思うのですが、なかなか難しい問題のようです・・・。