先日、
松田聖子さんのコンサートに行ってきました。
1980年「裸足の季節」でデビューし、
45周年を迎えた2025年の全国ツアー
往年のヒット曲が並ぶセットリストに
懐かしさでいっぱいになりつつも、
ステージから溢れるエネルギーに圧倒されました。
1980年にデビューの当時、
ワタクシは高校1年生
現在の聖子ちゃんは62歳。
(自然に“ちゃんがつく)
可愛らしい衣装にも違和感ゼロで、
ステージはまさに“永遠のアイドル”。
目の前であの笑顔に手を振られたら、
思わずこっちも照れてしまうレベルです。
客席との声援の掛け合いにも圧倒されました。
ひとつひとつのやり取りが温かくて、
でもキレがあって。
「これがトップ中のトップなんだなぁ…」と、
思わず唸ってしまいました。
聖子ちゃんのヒット曲の数々を聴きながら、
ふと思ったんです。
あの頃の私、
将来はいつか就職して、
結婚して子供を産んで…
せいぜい想像できるのはそこまでで、
その先の人生なんて、完全に“白紙”。
40代、50代、
ましてや60代の自分なんて、まったくの想定外でした。
当時の私は、
人生は思ったように進んでいくって、
なぜか信じてたんですよね。
あの頃の「根拠のない自信」って、
いま思うとすごい。
若くて、思慮は浅かったけど…
でも、まっすぐで、どこかまぶしい。
「夏の扉」が流れたときなんて、
自然と振り付けまで手が動いてて
あれ、完全に身体が覚えてましたね。
(自分ながら反応に笑えた)
音楽ってすごい。
記憶と一緒に、
その時代の自分までよみがえる。
人生って、計画通りにいかないからこそ、
面白いのかもしれません。
あの頃の私が想像もしなかった今の私を、
案外気に入っています。
そして気づけばまた、
「この先はきっと大丈夫」って、
どこかで思えている自分がいます。
若い頃とは少し違う、
静かな自信みたいなものと一緒に。
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