

脳卒中・脳梗塞ランキング
⭕3Мメソッドまとめ−5+
私の脳卒中運動障害からの完全回復の為の方法動画あり(腕振り動画)
完全正常歩行に関しては、
⑴ 骨盤起こし→⑵ 麻痺側のお尻・腰・背中下部の改善→⑶ 下行性連動(上・下行性連動)
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⑴ 骨盤起こし(拘縮で硬く短縮化した筋肉により発生した骨の歪み(骨盤・周辺の骨が引っ張られ歪む)をビューティローラーで解し柔らかくして改善)
●骨盤起こしとは、
①骨盤に付着する筋肉が弛緩性麻痺で下内方に捻れ落ちた状態
②その後、筋肉の短縮化(痙縮→拘縮)によって骨盤の位置が下内方に捻れ落ちたまま歪み固まった状態
③ビューティローラーで筋肉を解し柔らかくする事により、自然と骨盤の筋肉の短縮化による歪みが解消されて、骨盤の位置が起きて是正されているが、腰が真後ろからくの字に凹み入り込んでいるが、腰は反っていない状態
⑵ 麻痺側のお尻・腰・背中下部の改善→股関節の改善と腰・お尻の深部のコリを除く事です。→コリ・張りが溶けて、腰が真後ろからくの字に凹み入り込み腰が反っている状態→経験した本人でないと分からない感覚で、一番重要な必要不可欠の感覚です)
◎前回のブログに詳しく書きましたが、
麻痺側のしつこい腰の深部コリを溶かす為に、
⑴ビューティローラーで腰・お尻・背中下部の筋肉を解し柔らかくする
⑵ 股割りマシン=aductor での股割り腰回され体操・動的ストレッチで深部のコリを麻痺側の腰を前後左右・左右回転(時計回り・反時計回り)させて動かして緩め、感覚的に浮き上がらす
⑴ ⇄⑵セットを2〜3度繰り返す(浮いて来た深部のコリをビューティローラーで消す感じです)
+下半身の筋肉を解し柔らかくしながら下半身の筋力アップを計ること
⑶ 下行性連動(上から下への運動連鎖→麻痺側の肩甲骨と腕を後方に振る動きと背骨の連動捻り)(上・下行性連動)
参考動画→正常歩行の下行性連動・麻痺側の肩甲骨と腕を後ろへと背骨の連動捻り・肩甲骨を背骨側に寄せる動作→200回
(これを実施すると、麻痺側の腕の後方への腕振り動作が下行性に連動して背骨を伝わり骨盤に届いて麻痺側の股関節が開き、麻痺側の足先もハの字に開きます。)
参考→You Tube動画→セルフ整体・腰回され体操・動的ストレッチ+麻痺側の腕の下行性連動のための動画
https://youtu.be/Dwn2-RmBfrY?si=VysWXx47t48AlWho
下行性連動がなければ、
意識して覚えた歩行訓練だけでの正常歩行の完全回復は難しいと思います。
何故なら、一度歩こうと行動を始めると後は無意識にコントロールされて歩行が進むからです。
おそらく、一見すると正常に見える意識した歩行は、無意識になると、麻痺側の足・お尻の硬い筋肉と麻痺側の腕が後方へ振る動作が出来ない事が邪魔をしてぶん回し歩行に戻ると思います。
理由は、一度、歩こうと意識すると、後は、無意識で、大脳の一次運動野や運動前野と呼ばれる部位と小脳の間の「ループ回路」が歩行を担うからです。硬い筋肉での歩行は、無意識になった途端に、筋肉の硬さが動きの邪魔をしてぶん回し歩行に戻ってしまうでしょう。
理想は充分に徹底的に麻痺側の下半身と腕の筋肉を徹底的に柔らかくしてから、始めは意識した正常な歩行訓練をして悪癖や足を痛めないように注意して実施します。そうすると、後に無意識でも出来るようになると思います。
腕の下行性連動のためや、脳卒中経験者の腕の曲がりを改善するためにも、ビューティローラーで腕の筋肉を解し柔らかくする事と、腕を動かして腕の血流改善を計る事が重要だと思います。

また、内反尖足・クロゥツゥ=クローツゥの改善には麻痺側の足裏・足指先〜かかと〜ふくらはぎにあてると効果的です。手技によるマッサージでは短時間になり易い事とふくらはぎの筋肉(=腓腹筋とヒラメ筋)の浅部にしか届かないので、日常生活に戻ると硬く縮こまり再発してしまいがちです。
ビューティローラーの強烈な刺激は、周波数が短く波長が長いので筋肉の深部とアキレス腱まで届きますから有効です。
また、私の場合は麻痺側の右膝上にビューティローラーをかけると内側に入り気味の麻痺側の膝が外に開いて内反尖足が減る感じがします。
参考図→ふくらはぎの筋肉−腓腹筋とヒラメ筋−NHK今日の健康

参考図→大腿四頭筋−2・世界一ゆる〜い解剖学教室




参考→You Tube動画・内反尖足・クロ−ツゥには足首のストレッチと足にビューティローラーをやっています。
https://youtu.be/_i3fhHxKnEU?si=310AtGeV8NlfUDay
https://youtu.be/gzOeaNMeuC4?si=3eAEqIADHuBJyw5L
参考→クロゥツゥ=クローツゥ(craw toe)→足指が縮こまり丸くなって付け根の関節が浮き上がってしまう症状です。

参考図→クロートゥ−荻窪ほんだ整骨院
また、前記にもありますが、麻痺側の膝上の筋肉をビューティローラーで解し柔らかくすると、内側に入り気味の麻痺側の膝が外に開くという発見をしました。
階段を登る際に膝を伸ばしたり縮めたりする事に大腿四頭筋が使われています。
故に、脳卒中経験者は膝上・の大腿四頭筋(停止・脛の内側にある脛骨粗面)の筋肉部分が短縮して膝が内側に入りこんでいると考えられます。
参照図→大腿四頭筋・世界一ゆる〜い解剖学教室
参考→ビューティローラーの振動周波数は90Hz㌹以下と小さく、小さいと波長は長いですので、
a‐脳卒中(脳出血・脳梗塞)後遺症の痙縮の抑制効果=痙縮が抑制されて痙縮が改善するということ
b‐波長が長いと深部まで届くので、筋肉の深部まで柔らかくなります。
その柔らかく動き易い環境が、脳の可塑性を引き出すと、脊髄反射亢進状態である痙縮が減少して、
脳の可塑性により新しい回路が脳の運動野と繋がり、脳からの指令が出て来るようになります。
すると、拘縮で硬くなり短縮化している筋肉が骨を引っ張り生じた骨の歪が、
この状態でビューティローラーを使用すると筋肉の深部まで柔らかく是正されて、
①麻痺側の手足の筋肉(脳の指令で動く表層の筋肉=アウターマッスル・運動に関与)が動くようになる
②脳の指令で動き難く、自律神経との繋がりが強い深層の筋肉(姿勢維持に関与)インナーマッスルが働くようになります。
●注→インナーマッスルは骨格筋(随意筋=脳からの指令で動かすことが可能な筋肉)としている記載もあります。
よって、脳卒中(脳出血・脳梗塞)を発症した患側の脳が、との部位? or どこまで? が壊されているか?によっても変わると考えられますから、詳しくは不明です。
いずれにしても、深層筋肉を意識的に動かすことは難しい事だと思います。
深層筋肉=インナーマッスルは主に、姿勢維持を担いますから、視床下部からの自律神経(交感神経)の働きで通常の状態の軽い緊張が回復して姿勢回復に寄与して行くのだろうと思います。
一方、手技によるマッサージは筋肉の深部まで届き難いので、深部の筋肉(=インナーマッスル・姿勢維持に関与)を柔らかくすることは難しく、よって骨盤起こしも腰の真後ろからの凹み入り腰が反った姿勢の回復も難しいだろうと思います。
備考→無意識での歩行とは、一度歩こうと意識すると、大脳の一次運動野や運動前野と呼ばれる部位と小脳の間には「ループ回路」がありますので、意志・目的に向けて無意識でも歩行出来るようになるという事です。
それを踏まえて説明します。
脳卒中(脳出血・脳梗塞)を発症すると、脳からの指令が出なくなり、最初は弛緩性麻痺で麻痺側の手足などに力が入らずダランとなってしまいます。
次に錐体外路のコントロールがされなくなり、脊髄〜骨格筋との反射が亢進(筋紡錘の異常により伸張反射が亢進)されて手足の突っ張りなどの痙縮が発生します。
痙縮は自分の意志とは関係なく筋肉が緊張し過ぎて、硬くなり、動きにくかったり、手足が突っ張ったり曲がったままの状態です。
しかし麻痺側の手足は脳の可塑性により次第に動くようになって行きます。これは、痙縮が減少することを意味していると私は考えています。そして、末端の線維化=拘縮が麻痺側の運動障害の一番の原因になって行くと考えています。
そして、人間は2足歩行である以上
①ビューティローラーで筋肉を解し柔らかくして拘縮を減少・消失させて、
②その動き易い環境が、脳の可塑性を引き出し、
③脳の可塑性により新しい回路が作成されて運動野に繋がり、指令が出るようになって、
④意識的に麻痺側の手足を動かす事が可能になって、
⑤骨盤起こし(筋肉の短縮化が原因で骨盤・周辺骨が引っ張られて発生した骨の歪みの改善)
⑥股関節・腰・お尻・背中下部の改善後に
⑦セルフ整体・股割り腰回され体操・動的ストレッチとビューティローラー使用して腰・お尻・背中下部の辺りの改善(=麻痺側のお尻・腰・背中下部のコリ・張りは溶けて消え、腰が真後ろからくの字に凹み入り込んで反る状態)
+足の筋肉の改善→
a‐内側ライン(太もも内側筋肉・スネ内側)
b‐外ライン(腸脛靭帯・スネ外側)
c‐裏側ライン(ハムストリング・ふくらはぎの腓腹筋とヒラメ筋)
d‐前部の太もも筋肉
にかけて筋肉を解し柔らかくして
⑧下半身の筋力アップと腕振りの訓練
この流れで、正常歩行を実現させて行きます。そして走れるようになると(スポーツジムのスタジオレッスン参加)最高です。
クロゥツゥ・内反尖足・ぶん回し歩行を「歩き方で直そう」とか、「歩き方のコツ」で治そうというコンテンツがありますが、
軽度〜中程度は治せても、①〜⑧までの流れ(人間は2足歩行)を考えてリハビリを実施しないと完全麻痺からの完全回復は難しいでしょう。
(以上は私見です。おそらく、今のところ誰も麻痺側の手足が動き始める事の意味・評価と痙縮の減少については言及していないようです。もしも、ご存知の方がいらっしゃるなら、教えて下さい)
参考過去ブログ→
3Mメソッド−まとめ1+2+3
https://ameblo.jp/hapikuni/entry-12860956845.html
https://ameblo.jp/hapikuni/entry-12865338615.html