表参道の結婚相談所 ハピ婚相談所の大安(たいあん)ケイコです。
今日は、妹から
「お父さんが救急車で運ばれた。今から病院へ行く」
といった一通のメールから一日が始まりました。
幸い、今日は確定申告の書類作成や事前カウンセリングの対応電話などで家にいたので朝一で仕事を終え、私もあわてて病院へ向かいました。
ポン太とも連絡が取れたので、ポン太も病院へ。
父は15年前にかなり大きな脳梗塞を起こし、それ以来ほとんど家に引きこもり気味です。
昔から気性の荒い人で、起きている間は常に怒鳴っているような人でした。
病気になって少しは落ち着いたかな・・・と思っていたけれど、相変わらず母に怒鳴ったりしているそうです。
病院に着いたら、父は意識があり、思いのほか饒舌でした。
妹も、仕事をほっぽり出して来た弟もホッとしていましたが、その後CTのデータを見せられて先生からは
「年齢の割に脳がかなり委縮しています。
脳の血管もかなり細くなっているので、もう正直、症状をなんとかするのは難しい状態ですし、この状態ですと
この先は・・・、そうですね・・・、うーむ(←言葉に詰まる)。
あとは、お父さんが穏やかに過ごせるよう何か趣味などをもたれては・・」
と言われました。
うーむ。
何と言うか、やはり、怒鳴ったり怒ったりすると脳の細胞が破壊されるんだな。
しみじみ感じました。
父が運ばれた病院で母は人工透析を受けていたので、透析終了後、家の近所で家族会議。
ていうか、みんなで
「心の準備をしなくちゃね」
みたいな話をしていました。
いやー、こういうとき、自分は結婚出来ていて本当によかった・・・と感じます。
なんというか、受け止めてくれる世界がほかにあるから。
もしも一人だったら、相変わらず過去の父との葛藤を思い出しては情緒不安定になっていたと思います。
独身のみなさんも、親はいつまでも生きているとは限りません。
こんな話をした後で恐縮ですが、やっぱり結婚し、ご自身の家族を持ってほしいなと思います。
それがご自身の心の安堵にもつながるからです。