こんにちは。
人と組織を咲かせる人財育成コーチ
吉田裕児です。
連休が明け、1か月が経ち
職場にいつもの日常が戻ってきました。
しかし、
「なんとなく職場が重い」
「部下の反応が鈍い」
「会話が減った」
そんな空気を感じているリーダーも多いのではないでしょうか。
実は昔の私は、
その空気を“気合い”で変えようとしていました。
「さあ、はりきっていこう!」
「遅れを取り戻そう!」
ところが、部下の表情は沈んだまま。
今思えば、自分自身が焦っていたのだと思います。
今回は、連休明けに職場がモヤモヤするとき、
上司はどのように関わればいいのか。
情熱課長と吉田部長の対話で考えてみたいと思います。
【連休明け、心のエンジンはかかっているか?】
情熱課長
吉田部長、連休明けって難しいですね。
なんだか部下の動きも重いし、
職場全体がモヤモヤしています。
だから、
「元気出していこう!」
「気合い入れていこう!」
と声をかけているんですが、
反応がイマイチで…。
吉田部長
そうか。
情熱課長自身も、
焦っているのかもしれないね。
情熱課長
…確かにそうです。
仕事も溜まっていますし、
早く通常モードに戻したい気持ちがあります。
吉田部長
連休明けは、
実は多くの人が“心のエンジン”がかかりきっていない状態なんだ。
・何から手をつければいいのか
・失敗したら責められないか
・質問したら無能だと思われないか
そんな不安や迷いを抱えていることも多い。
情熱課長
なるほど…。
私は“やる気の問題”だと思っていました。
吉田部長
もちろん、
甘えになってしまう場合もある。
ただ、
連休明けは“気持ち”だけで動けないこともあるんだ。
ここで無理に追い込むと、
心が疲れてしまったり、
「もう辞めたい…」
という状態につながることもある。
だからこそ、
忙しくても15分だけ、
1on1(1対1のミーティング)をしてほしいんだ。
情熱課長
15分ですか?
何を話せばいいんでしょうか。
吉田部長
ポイントは、
“正解を出すこと”ではなく、
部下の頭の中を整理することだよ。
3つのステップで考えてみよう。
【ステップ1】現実を明らかにする
吉田部長
まずは、
「今、どうなっているか」を一緒に確認する。
例えば、
・今、どんな状態?
・何が進んでいて、どこで止まっている?
・何か引っかかっていることある?
そんな感じだね。
情熱課長
アドバイスはしなくていいんですか?
吉田部長
まずは、
“言葉にしてもらう”ことが大切なんだ。
人は話しながら、
自分の状態に気づくことがあるからね。
ここで焦って原因分析や正解探しをすると、
部下はまた「評価されるモード」に入ってしまう。
まずは、
現状を一緒に確認することが大切だよ。
【ステップ2】認識を確認する
吉田部長
次は、
部下が“その状況をどう見ているか”を確認する。
・この状況をどう見ている?
・何が起きていると思う?
・どんなことが不安?
そんな質問をしてみる。
情熱課長
つい、「いや、それは違う」
と修正したくなりそうです…。
吉田部長
そこを我慢だね(笑)
ここで大切なのは、
“正しい認識”より、
“どんな認識をしているか”を知ること。
認識のズレが見えるだけでも、
次の一歩が変わってくるんだ。
【ステップ3】これからどう進めるかを考える
吉田部長
現状と認識が整理できたら、
次に進む。
・今の状態をどう思う?
・どこから進める?
・どこまでやる?
・上司に協力してほしいことは?
そんなふうに、
一緒に整理していく。
情熱課長
なるほど…。
「どうするんだ!?」と詰めるのとは違うんですね。
吉田部長
そうなんだ。
上司が答えを押しつけるのではなく、
“自分で整理できる状態”をつくることが大切なんだよ。
情熱課長
正直、
少し面倒だなと思っていました。
でも、
部下がモヤモヤしたまま働き続けることを考えたら、
必要な時間ですね。
吉田部長
その通り。
連休明けは、仕事を急がせる前に、
“心と頭を整理する時間”が必要なんだ。
その関わりが、
部下の安心感になり、
結果的にチーム全体の生産性を上げていくんだよ。
■今回の問い
連休明け、部下にどんな関わり方をしていますか。
次回は、
「任せたあと、どう関わるか?」
についてお伝えしていきます。
どうぞ、お楽しみに。
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