こんにちは。
人と組織を咲かせる人財育成コーチ
吉田裕児です。

 

あまり読まれないことを期待して
少しだけ、ひとり言を書いてみます。

 

前回のテーマ
「自分でやった方が早い」

 

 

この言葉について、
自分の人生を振り返りながら考えてみました。

あの頃の私は、
「自分がやった方が早い」
「自分がやった方がうまくいく」

そう思って、
仕事を抱え込んでいました。
でも今、ふと考えるのです。

それは本当に、会社への貢献だったのだろうかと。

もしあのとき、自分が倒れていたらどうなっていたか。

何をしたらいいのか分からない部下だけが残り、
現場は止まってしまっていたかもしれません。
(少し大げさかもしれませんが…)

でも、少なくとも
そんな想像すらしていなかった自分がいたのは事実です。

結局のところ、
私は「自分のこと」しか考えていなかったのだと思います。

部下を育てることは、正直に言えば
面倒で、厄介で、時には避けたくなるものです。

でも、その“厄介さ”の中にこそ、
自分の成長の種があったのではないかと、今は思います。

部下の行動にイライラする。
「なんで、そうなるんだ」と思う。
そこで立ち止まって考えてみる。

なぜ、そう感じるのか。
なぜ、相手はそう動くのか。

その問いを繰り返していくうちに、
少しずつ見えてくるものがあります。

部下の気持ち。
人の行動の背景。
物事の本質。

それが分かってきたとき、
「ああ、そういうことだったのか」と
世界の見え方が変わっていく。

この“視野が広がる感覚”こそが、
本当の成長なのではないか。
そんなふうに思うのです。

振り返ってみると、
「自分でやった方が早い」という言葉は、
事実ではなく、自分を守るための“言い訳”だったのかもしれません。

目先の効率を優先した結果、
部下の成長の機会だけでなく、
自分自身の成長の機会まで手放していた。

そんな気がしています。
もし今、同じように感じている方がいたら、
あえて、少し厄介なことに向き合ってみてください。

人と向き合うこと。
任せること。
待つこと。

すぐに答えは出ないかもしれません。
でも、その過程の中で
きっと見えてくるものがあります。

そしていつか、
「あのとき、向き合ってよかった」
そう思える日が来るのではないでしょうか。

人生を振り返ったとき、
「よくやったな」と自分に言えること。
そして、今を少し幸せに感じられること。

それが、本当の意味での“成長”なのかもしれません。

 

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