こんにちは。
人と組織を咲かせる人財育成コーチ
吉田裕児です。
昨日は節分でしたね。
「鬼は外、福は内」
自分にとって、
鬼は何かな、福は何かな
と考えるのもいいかもしれませんね。
季節の変わり目と共に
自分を見つめる日になればいいと思います。
今週も、誰の花を一緒に咲かせていきましょう。
今週の言葉です。
人は管理されたときではなく、
信頼されたときに力を発揮する。
-yy-
管理されたとき
人は指示を待つ
信頼されたとき
人は考え
自ら動き出す
そんな思いで書きました。
新しい職場で、
「何をしたらいいのかわからない…」
そんな不安を感じたことはないでしょうか。
そんなとき、
「〇〇さん、おはようございます」
と声をかけられ、
「〇〇さん、この仕事をお願いします」
と具体的に頼まれたら、
少しホッとしませんか?
前回は、
「目的がわかれば、人は動き始める」
というお話をしました。
今回は、そこからもう一歩進んで、
作業員同士の動きがうまく噛み合わずに悩む
加藤職長と吉田部長の対話を通して、
「具体的に動ける“役割”」について、
読者の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
それでは、物語の始まりです。
■ポジション(役割)がわからなければ、動けない
加藤職長
うちの会社の目的を伝えて、
「私たちの仕事は、誰かの役に立っている」
という話はしました。
みんな、わかってくれたと思います。
ただ、現場での動きが、
どこかチグハグで、まとまりがなくて…。
作業の手順も伝えているんですが…。
吉田部長
加藤職長、
メンバーそれぞれの役割は、はっきりしているかな?
私たちの仕事は、一人では完結しない。
それぞれが役割を担って、はじめて現場が回り出す。
例えば、
・足場を組み立てる人
・資材を運ぶ人
・資材を仕分けする人
・他業者と打ち合わせをする人
・点検をする人
■曖昧さは、遠慮と空白を生む
加藤職長
大体は決めていました。
本人たちも、わかってくれていると思っていました。
吉田部長
「大体」だと、
どこまでやればいいのかが見えにくい。
すると、お互いに遠慮して、
空白が生まれることもある。
加藤職長
うーん…。
確かに、そうなっているかもしれません(汗)。
やっぱり、しっかり役割を決めないといけないですね。
■人の心の三大欲求を満たす役割
吉田部長
加藤職長、少しだけ難しい話をしてもいいかな。
人が動くうえで、大事な考え方がある。
加藤職長
人が動くうえで、大事な考え方…ですか。
ぜひ、教えてください。
吉田部長
人には、心の三大欲求があると言われている。
・誰かとつながっていたい(関係性)
・自分にはできる、やれたという感覚(有能感)
・自分で決めた、選んだという感覚(自律性)
例えば、チームの中で
自分の役割がはっきりしていると、
「自分はチームの一員だ」という
つながりを感じやすくなる。
その役割の中で力を発揮できれば、
「できる」「できた」という
有能感も得られる。
そして、役割の中では必ず、
「どう進めるか」を自分で考え、決める。
そこに、自律性も生まれる。
加藤職長
なるほど…。
役割って、そんなに奥が深いんですね。
リーダーは、
こうした人の特性も知っておく必要があると感じました。
これは、本人のやる気にも
大きく関わってきますね。
吉田部長
その通りだね。
現場のリーダーには、
この人の心の三大欲求を理解したうえで、
作業員の気持ちに関心を持ちながら
仕事を任せてほしい。
加藤職長
はい、わかりました。
人の心の三大欲求を意識して、
仕事を任せてみます。
■ただ、役割を決めて終わりじゃない
吉田部長
ただね、
役割は決めて終わりじゃない。
「それは自分の担当じゃない」と
感じる場面も出てくる。
そんなときは、ちゃんと報告してもらって、
加藤職長が調整してあげればいい。
現場は、やりながら整えていくものだからね。
加藤職長
なるほど…。
野球でいえば、
ポジションを決めずに
試合をしていたようなものですね。
これからは、
守ってもらうポジションを
意識して決めていきます。
吉田部長
そうだね。
ただし、
「ここは俺のポジション、そこはお前のポジション」
とガチガチに決めすぎると、
チームは強くならない。
お互いに話し合いながら、
得意なところ、不得意なところを補い合って、
柔軟に守備範囲を決めていく。
そうすると、
チームプレーが生まれて、
強いチームになっていく。
加藤職長
チームがチグハグだった理由が、わかりました。
ポジション(役割)を決めて、
メンバーと一緒に考えながら、
進めてみます。
■今回の問い
「作業員(社員)は、
どんな役割を担っているでしょうか?」
役割は、
人を縛るためのものではありません。
安心して力を発揮するための“土台”です。
次回も、お楽しみに。
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