1on1ミーティング(上司と部下との一対一の対話)を含め話が続かないとお悩みの方が多いのではないでしょうか。
例えば、対話の中で相手の興味を好きになれないと、その話は止まってしまう傾向があります。
今回は話が面白くなり対話が弾む一つの方法として相手の興味に関心を持つ方法を情熱所長と一緒にお伝えしていきます。
|なぜ、話が続かないのか?
吉田部長
情熱所長、いきなりだけど、野球はどこのファンかな?
情熱所長
いきなりですね!
巨人ですけど(笑)
吉田部長
情熱所長が部下と1on1をやっていて、話が続きませんとよく言っているので。
もしかして相手への関心の持ち方を知らないのかと思って。
情熱所長
そうなんです。
1on1だけでなく、話が盛り上がらないことが多いです(涙)
吉田部長
例えば、情熱所長は巨人が好きだよね。
部下と話をしていて、もし阪神が好きだと言ってきたら、どうするかな?
情熱所長
うーん、そうですね。
部下が阪神好きだとわかった瞬間、部下への関心がなくなってしまいそうです(汗)
|相手の興味の理由に関心を持つ!
吉田部長
そこなんだ!
相手が自分と同じ興味なら話が盛り上がるかもしれないけど、違う興味だと
「そうんなだ!」と話があっさり終わってしまうことになる。
情熱所長
それ確かにありますねー!
そこで話がよく止まってしまいます(汗)
吉田部長
そんなとき、「阪神のどこが好きなの?」とか
「どうして阪神が好きなんだろうか?」と聞いてあげたらどうだろうか?
情熱所長
そういう聞き方してくれれば、なんだか話せそうな気がします。
|人は関心を持ってくれる人には話し出す
吉田部長
そうだろう!そんな風に聞いてあげると相手も話しやすくなる。
もしかすると、関西ゆかりの生まれだったり
お父さんが熱烈な阪神ファンだったり
なかなか勝てないけれど、ファンが一体となるところが良かったり
と自分の思い入れを話してくれるようになる。
情熱所長
そうか、そんな風に聞いてあげれば、相手は自分の興味の中にある思いを話してくれますね。
吉田部長
そうすれば、相手も嬉しくなってくるし、情熱所長も相手のことをより深く知ることができるだろう!
情熱所長
そうですね!
なぜ、相手がそのことに興味を持っているのか関心を持って聞いてあげていくうちに、その人の人柄や大切にしているものがわかってきそうな感じがします。
吉田部長
そうそう、相手の興味が好きになれなくても、
どうしてそれに興味があるのか関心を持つことはできるだろう!?
情熱所長
そうですね。どうしてそのことに興味があるのか関心を持てれば
いろいろなことを聞くことができるし相手も話しやすいですね。
|悪魔になりたいと言ってきたら!?
吉田部長
わかってきたね!
こんな話もあるんだ。
ある高校生に何になりたいのか聞いてみたら、悪魔になりたいと言ってきたそうだ。
情熱所長なら、どんな反応するかな?
情熱所長
えー、悪魔ですか!
こいつ、何を考えているんだ!
と否定してしまいますね(苦笑)。
吉田部長
ところが、その高校生によく聞いてみると
悪魔になって、世界中の悪い奴らをやっつけて世界を平和にしたいと言ってきたそうだ。
情熱所長
へー、そうなんですか!
世界平和のために悪魔になりたいと。
|想定外でも一旦受け止める
吉田部長
極端な話しかもしれないが、相手の言ってきたことが想定外としても、
「そうんなだ!」と一旦受け止めて、
「どうしてそう思うの?」と聞いてあげると、
相手の本当の想いや良心を知ることができる一例かもしれない。
情熱所長
そうですねー。
部下の話しも自分の興味のないことや想定外だとしても、
一旦受け止めて、その興味の理由に関心を持って聞くことが大事ですね。
そうすれば、話も続くし実りのある1on1ができそうですね!
|今回の質問
【部下は、どうしてそのことに興味を持っているのでしょか?】
次回に続けます!お楽しみ!
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