こんにちは!
人と組織を咲かせる人財育成コンサルタント
吉田裕児です。

 

なんで部下は変わらないんだろうと思ったことはありませんか。
なんでこんな簡単なこともできないんだろう!とイライラすることも。


私も経験者なので、その気持ちよくわかります。

だから、部下を変えてやろうとする気持ちが強くなるばかり。
でも、部下は変わりませんでした。


今回も吉田部長と情熱所長の対話から部下が変わる最もシンプルな方法を教えてもらいましょう。

 

それでは、はじまりはじまりです!

部下を変えようとするとイライラする

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吉田部長
情熱所長、年度末で忙しい時期だけど、現場の調子はどうかね?

 

情熱所長
ええ、忙しいですねー。
こんなとき、いくら言っても変わらない部下にイライラしてきます

 

吉田部長
そうか、いくら言っても変わらない部下にイライラしているのか?

 

情熱所長
そうなんです。
なんでいくら言っても変わらないでしょうか?

 

吉田部長
今日も私の昔を思い出すね!

 

情熱所長
吉田部長もそんな経験があるんですか?

 

吉田部長
あるとも、所長時代は部下に昨日言ったよね!
先週も言ったよね!といつもイライラしていたんだ。

 

所長
へえ、今の私のようですね!(苦笑)

否定されると部下は心の扉を閉じてしまう

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吉田部長
でも、今考えてみると、「言ったよね!」は
部下にとって『自分は嫌われているんだ』


『自分はダメな人間なんだ』と感じさせるだけだったなー。

だから、部下は心の扉を閉じてしまい
こちらがやって欲しいことに意識を向けられなかった
と思う。

 

情熱所長
そうですか、部下は自分が嫌われたと思ってしまうんですか?
ちょっと深刻ですね!

 

吉田部長
そうなんだ。
上司が『なんで変わらないんだ!』という意識でいると
『変わらない部下が悪い!』

 

と決めつけて上司はイライラするばかりだ。
部下を動かす解決策は思い浮かぶはずもない

 

情熱所長
じゃ、どうしたらいいんでしょうか?

上司の意識が変わると部下も変わる

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吉田部長
それは、『部下が変わるために自分のできることは何か?』
『どんなサポートをすればいいのか?』と意識を変える
ことなんだ。

 

情熱所長
え、『部下が変わるために自分のできることは何か?』と意識するんですか?

 

吉田部長
そうなんだ。その意識を持つだけで
自分の指示の仕方や叱り方が一方的だったことに気づくことができる。

 

情熱所長
なるほど、意識を変えると視点が変わるから解決策が浮かぶのか。

 

吉田部長
そう、これは相対性理論のアインシュタインが言っていることなんだよ。

 

情熱所長
具体的には、どうやったらいいんでしょうか?

最初の一歩は、部下との対話

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吉田部長
おお、やる気になったね!
例えば、情熱所長が部下に、
今、言ったことついて


『〇〇くんは、どう思う?』
部下の意見を聞いてみることからはじめるといい!

 

情熱所長
部下の意見を聞いてみるんですね!

 

吉田部長
そう、以前、正論では部下は動かないで説明したように
部下との対話が大切だ。

 

情熱所長
やっぱり対話ですね!

 

吉田部長
繰り返しになるが、上司の仕事は部下を動かし、結果を出すことだ。


部下を変えることに捉われていると悪いのは部下のせいだと考えてしまう。

 

それでは部下は自己防衛本能を強化して上司はイライラするばかりだ

 

情熱所長
そうですね!

 

吉田部長
だから、『部下を変えよう』という意識でなく
『部下が変わるために自分は何ができるか』という意識に変えれば部下は心を開き自分のイライラもなくなる
んだ。

 

情熱所長
わかりました。まずは自分から変わる意識を持つんですね!

では、今回の質問です。

 

「どんなアプローチをすれば部下が動き出すでしょう?」

 

次回に続けます!お楽しみに!(^o^)v

今回のポイントは下記になります!

部下が変わるための上司のアプローチ方法が満載です。
拙著「部下が変わる本当の叱り方」明日香出版社