部下をくじけさせる言葉

~何度言ったら分かるんだ!~

 

「情熱所長、最近部下につい口にだしてしまう一言でどんなことがある?」

 

(そうですね、最近、何度言ってもできない部下がいて

 何度言ったら分かるんだ!を

怒りに任せて言ってしまうことがあります)

 

「そうか、それで部下は直ったかね?」

(それが、なかなか改善しないんです!

だから、ますます言葉がきつくなっているような気がします)

 

「上司にとっては当たり前でも、

部下にとっては初めてのことが多いから、

なかなかできないことがある。

それを理解しないといけないね!」

 

(う~ん、、、)

 

「できないことへの腹立たしさから、

お前はダメな奴というレッテルをはって

感情的に言ってしまう傾向があるんだ!

前回、言ったよね!

なんで覚えられないんだ!と」

 

(そうですね、ついつい感情的になっていますね!)

 

「何度言ったら分かるんだ!と責められて、

正直に忘れました!と言う部下は

ほとんどいないが、実際のところは忘れているんだ。

忘れている部下に、前にも言ったよね!

何度言ったら分かるだ!と

非難しても何も解決方法へ向かわないよね!」

 

(そうですね、意味がないですね!)

「だから、責めるより、

覚えるための仕組み作りや事前の進捗確認が大事になる。

例えば、具体的な行動を紙に書いて渡すことや

あれ、どうなっている?

困ったことない!とうような声掛けをするといいよ!」

 

(そうですね、こちらから気になることは

毎日確認したり、現場から帰ってきたら

どうだった?と聞いてあげれば忘れも少なくなるし、

所長に聞かれるから現場に行ったとき、

自然と確認してくる習慣も付きそうですね!)

 

「情熱所長も分かってきたね!

部下も自分から報告や相談をするのはなかなか抵抗があるし

上司も何回も言っていると思っていても1回か2回しか言っていない場合もある。

 

大事なことは、自分の感情を晴らすためではなく

部下が私たちの目指す目標に対して

望ましい行動をとってくれることだよね!

 

部下に自分はダメな人間と思わせるのではなく

応援しているからやってみなという安心感が必要なんだ!」

 

(分かりました!やってみます!!)

 

さて今回の質問です。

 

「あなたは、部下を応援していますか?」

 

次回に続けます!お楽しみに!(^o^)!