自己開示の天才は誰だ?

 

前回は、完璧を求めてなかなか達成できず悩んでいた情熱所長に吉田マイスターより「完璧よりもまず一歩踏み出すこと、成し遂げようとする姿勢、努力する姿勢に部下は、付いていくんだ」と勇気付けられる情熱所長でした。

 

「今回は、ちょっとリラックスするためにクイズをやろう!」

(え、クイズですか、面白そうですね!)

 

「前に自己開示が大事だよと言ったけど、覚えているかね?」

(ええ、自分のプライベートのことを自分から話していけば、

相手は親近感を持ってくれ、

段々と応援してくれるようになることでしたよね。」

 

「そうだね、実践しているようだね!

じゃ、自己開示の天才は誰だと思う?」

 

(う・・・ん?)

「ヒントは歴史上の人物なんだ!」

(分かりません!)

 

「それは、豊臣秀吉なんだ!」

(え、あの太閤記の豊臣秀吉ですか?

どうしてなんですか?)

 

「武家の時代は武士としてのプライドがあり、

農民の出であることを隠そうとするけれど、

秀吉は自分が農民の出でなので学がないから、

あなたの知恵と力を貸してくれと頼むんだ!

 

それを上手く利用したのかも知れないけれど、

それを言うには勇気と覚悟がいると思わないかね?」

 

(そうですね、自分の恥ずかしことをさらけ出すわけですから、

当時としては相当勇気のいることだと思います!)

 

「自分をさらけ出して相手に力を貸してくれないかと頼まれれば、

誰だって力を貸したくなるのではないかな、

まして自分の上司が困っていれば助けたいと思う。」

 

(だから、自己開示の天才豊臣秀吉が天下を取ったのですね!)

 

「自己開示は、ダメな自分をさらけ出すわけだから勇気と覚悟がいる。

でも、まわりは、その勇気に心を打たれて応援したくなるんだ!」

 

「情熱所長は、天下を取る必要がないが現場で成果をあげるためには、

自分の自慢話よりも自分の失敗談を話して自己開示していった方が

部下は情熱所長を応援したくなるということだよ!」

 

(そうですね、自慢話ではなく失敗談を語るんですね!)

 

さて、今回の質問は、

 

『 あなたは、部下に自分の失敗談を話していますか? 』

 

次回に続けます。お楽しみに!(^o^)